「失うものはない」20歳の“初挑戦”…日本代表DF初瀬亮「可能性を広げるのは自分次第」
ゲキサカ / 2017年12月4日 21時57分
東京五輪世代でA代表初選出を果たした。DF初瀬亮(G大阪)は、「自分らの世代では一番最初に刺激を受けられるチャンスだと思う」と表情を引き締めると、「ピッチ上も大切だけど、ピッチ外のコミュニケーションも大事にしていきたい」とピッチ内外で、先輩たちから多くのものを吸収しようとしている。
年代別代表に名を連ね、今年5月に韓国で行われたU-20W杯にも出場していた初瀬は、改めて日本代表のトレーニングウェアに袖を通し、「日の丸を背負って戦う気持ちになった」と代表モードに。A代表初選出となったものの、「皆さん、気軽に話してくれて、馴染みやすかった」と合宿初日を振り返っている。
自らの武器は左右両足から繰り出す正確なキック。ビルドアップだけでなく、セットプレーにも自信を持っており、「その特長を出さなければ生き残っていけない。両足のキックはA代表の中でも自分が一番だという気持ちでやりたいし、FKも蹴らせてもらえるなら蹴りたい」と持ち味を存分に見せ付けようとしている。
練習前の円陣では、バヒド・ハリルホジッチ監督から「新しい選手も、選ばれていた選手もW杯のメンバーに入るチャンスだし、この大会が本当に大事だ。一切遠慮はいらない」との話があったようだ。A代表初選出で、チーム最年少の20歳は「何も失うものはない。遠慮していたら自分を出せないので自分を出して行きたい」と猛烈アピールに燃える。
E-1選手権でのアピール成功は、当然、W杯メンバー入りにも近付くだろう。「東アジアで1位になることによって、W杯にも近付けると思うし、その可能性はゼロではない。少しの可能性を広げるのは自分次第」。初の舞台で躍動するため、そして自身の可能性を広げるためにも、決戦に向けて準備を着々と進める。
(取材・文 折戸岳彦)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]FW飯島陸に憧れて大阪から前橋育英へ。FW立石陽向が2試合連続2発でAリーグ得点ランク首位に
ゲキサカ / 2024年4月22日 23時26分
-
“世界を知る17歳”FC東京MF佐藤龍之介がJ1デビュー「ルヴァン杯とは緊張感が別物」荒木不在で台頭なるか
ゲキサカ / 2024年4月21日 23時30分
-
8年前の悪夢蘇った敗戦で見えた一筋の光 日本代表は“日韓戦”で逆境を跳ね返せるか【現地発】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月19日 19時30分
-
神戸ルーキーMF山内翔が初先発初ゴールの大仕事!! J1王者に“国立決戦”挑んだ町田は終盤猛追も首位陥落
ゲキサカ / 2024年4月14日 4時13分
-
首位町田をねじ伏せた広島MF満田誠が払拭PKのトラウマ “小さな巨人”が見据える未来【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月10日 7時30分
ランキング
-
1大谷翔平は「クレイジーだ」 異次元数値連発も…ド軍4番が称賛する“真摯な取り組み“
Full-Count / 2024年4月26日 9時15分
-
2《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 7時15分
-
3開催国カタール、敗戦後に「紳士の振る舞い」 地元サポが勝利の日本へ拍手で称賛「いい国だ」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 1時57分
-
4ド軍指揮官 次戦の敵地Bジェイズ戦で大谷は「歓待を受けるべき」FA騒動も「彼が何かしたわけでない」
スポニチアネックス / 2024年4月26日 5時22分
-
5松坂大輔氏、横浜高校時代“最もキツかった練習”を告白「2度とやりたくない」
Sirabee / 2024年4月26日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください