『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』 :感謝(FC東京U-18・品田愛斗)
ゲキサカ / 2017年12月14日 12時10分
「こうやって来るクオリティがあるというのは、もうわかっていましたから、なかなか辛い2年間だったと思いますけど、今もバンバン連続で行ったりとか、入ってきた時に比べたら数段上がってきていると思うんですよね」と語った佐藤監督も、あえて“迷宮”からの抜け出し方を提示しなかった日々を思い起こしつつ、「たぶんプロになってもそういう力は絶対に大事だと思うので、うまく行かない時にどう改善して、クリアにして行くかという力はだいぶ付いてきたんじゃないかなと思います」と品田の成長を認める。
「自分が活躍している所をなかなか見せてこれなかったので、本当に最後の最後で見せることができて良かったですし、今後もしっかり大きく成長していく姿を見せられたらなと思います」と“師”への感謝を口にした品田にとって、小学校から過ごしてきたFC東京の下部組織で戦う公式戦はわずかに1試合を残すのみとなった。「個人としては中学生の頃からFC東京でタイトルを獲り続けてきているので、その勝負強さというのを最後も見せることができたらいいなと思います」と力強く語った彼へ、最後に聞いてみた。「またサッカーが楽しくなってきてますか?」
一瞬間を置いて、品田はこう返してくれた。「そうですね。だいぶ。去年は苦しかったので。今年は今年で難しいシチュエーションもあるんですけど、そこは自分の気持ちの強さでやって来れた所だと思います。楽しむことができている選手が上に行くと思いますし、そういう選手が多くいるチームが勝つと思うので、また1週間みんなと楽しくやりたいですね。こういう環境を与えてもらっていることに感謝しつつ、最後の試合も自分たちらしくプレーして、絶対に良い結果で終わりたいです」。
最後の1試合は、自分を信じ続けてくれた周囲への感謝を形にするための舞台でもある。「いろいろな人の助けがあって」かつての自分を超えてみせた品田愛斗のサッカーを楽しむ“今”が、多くの見る者を惹き付けるだけのパワーと熱量を確実に帯びていることに疑いの余地はない。
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SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史
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