[横山杯]レベルが違った決勝L、武南は2連敗も現在地を確認「もっともっと鍛えなければいけない」
ゲキサカ / 2017年12月28日 23時29分
来年度の躍進を狙う強豪校の1、2年生たちが「サッカータウン波崎」で力を磨く「横山杯 第18回全国ユース招待サッカー大会」の1st Division Topは28日、決勝リーグに突入。3勝2分の無敗で予選リーグを首位で終えた武南高(埼玉)としては、この日行われた2試合が、自分たちの現在地を知るいい機会になった。
決勝リーグ第1節で市立船橋高(千葉)戦に臨んだ武南は、攻守の切り替えが早い市立船橋に主導権を握られ、苦しい展開に。MF塩崎正巳(2年)が的確にパスをつなぎ、MF青野翔太(1年)やMF永野駿(2年)のドリブル突破で攻撃にアクセントをつけ、守備ではCB井上竜太(2年)が高さを発揮するなど粘り強い守りをみせていたが、後半に3失点を喫した。
第2節の桐光学園高(神奈川)戦でも、なかなか突破口を見いだせず、2点を失った。それでも、セットプレーのチャンスを逃さず、MF渡辺瑠太(2年)のCKからMF紺野辰也(2年)がゴールネットを揺らし、一矢報いた。だが、「(予選リーグとは)全然違いました。全体的なスピードと1つ1つの質が高くて、自分たちより全部上回っていた」と永野が語るように、個人として、チームとしても相手の守備を崩せず、流れの中から得点を奪うことができなかった。
大山照人監督も「相手のレベルが高いチームになったときに、対応できる準備ができていない。それぞれのボールキープにしても、パスワークにしても、まだまだこれから。もっともっと鍛えなければいけないと今日の2試合で痛感した」と語り、始動したばかりの新チームで新たな課題が見つかった。
永野にとっても自分の現在地を確認する2試合となったようだ。「監督には、動きながら(ボールを)もらうように言われている。だけど、今の自分は止まった状態でもらってしまっていて、そこからの展開になっている。監督の要求とは違う。うまくできていない」ともどかしい気持ち吐露した。
それでも「これからどんどん1つ1つのクオリティを上げていきたい」と前を向く永野。明日29日に行われる決勝リーグ最終節、駒澤大高(東京)戦を「全敗は嫌なので勝ちにいきたい」と意気込むと、来年に向けては「S1リーグ(高円宮杯U-18サッカーリーグ 埼玉県リーグ)の優勝を狙って、インターハイとか全国に出たい」と思いをはせた。
(取材・文 清水祐一)●横山杯 第18回全国ユース招待サッカー大会特設ページ
横山杯大会公式ページ
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