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「自分は体細いんですけど…」球際の仕事人・流経大柏MF宮本泰晟

ゲキサカ / 2018年1月3日 22時3分

流通経済大柏高の“鉄壁”を支える宮本泰晟

[1.3 全国高校選手権3回戦 日章学園高0-1流通経済大柏高 フクアリ]

「相手の14番(MF比嘉将貴)をマンマークという役割で、仕事をさせなければいい」と司令を受けていた流通経済大柏高(千葉)のMF宮本泰晟(3年)は「何もできずに交代したので、やってやった感じはあります」と笑みをこぼす。

 今大会2試合7発の日章学園高(宮崎)攻撃陣に対し、前線の2人、比嘉には宮本泰が、FW佐藤颯汰(3年)にはDF関川郁万(2年)がついた。「相手のGKがすぐに蹴ってカウンターが早いので、カウンターをしのいだら勝てると思ってた。自分は後ろ気味にいて、キャプテンの宮本(優太)が真ん中をバランスよく見る」。カウンターの起点になっていた日章学園GK小原司(2年)のパントキックへの対策として、ボールを出された後のケアを徹底したという。

「すごい安心しました。頼りになる」。全国制覇した今夏のインターハイでも中盤の底でコンビを組んでいた、同姓のMF宮本優太(3年)は背番号24の活躍に目を見張る。「夏からずっとやってますし、泰晟がマンツーマンで見てくれているので、泰晟がこぼしたところを自分が全部拾えばいい」。ダブルボランチの巧みなバランスが光った。

「基本的に自分は相手が2トップのときはマンマークをしている」という宮本泰は、「自分は体細いんですけど、球際のところは負けない自信があります」と胸を張る。173cm63kgの体躯だが「あんまり足が速くないので、速い選手に裏を取られるより(体が)大きい選手のほうがやりやすいです」とフィジカルに絶対的自信を見せる。

 この選手権の目標を「無失点」と「フェアプレー」に掲げているという。「(優勝した今夏の)インターハイでもフェアプレー賞もらっているので、フェアプレーをして無失点で優勝したいです」。2試合連続完封中の流経大柏、続く準々決勝では長崎総合科学大附高(長崎)と対戦する。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 奥山典幸)●【特設】高校選手権2017

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