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3年ぶりACLの柏、過去“5勝1分”の全北現代に逆転負け…前半2点リードも38歳アタッカーに屈する

ゲキサカ / 2018年2月13日 21時20分

柏FW伊東純也は得点に絡めず

[2.13 ACLグループリーグ第1節 全北現代3-2柏 全州]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)が13日、各地で開幕した。グループEの柏レイソルは昨季Kリーグ王者の全北現代(韓国)に2-3で敗れて黒星スタート。第2節はホームで天津権健(中国)と対戦する。

 柏は1月30日に行われたACLプレーオフのムアントン・ユナイテッド(タイ)戦に3-0で勝利し、3年ぶり4回目の本戦進出を果たした。第1節の相手はこれまで6試合を戦って5勝1分けと相性の良い全北現代。敵地での重要な一戦にプレーオフと同じ先発メンバーで臨んだ。

 前半2分、FW伊東純也が右サイドを突破し、両チームを通じてのファーストシュートを放ち、FKを獲得。FWクリスティアーノのキックはゴールを脅かせなかったが、ACLプレーオフで1ゴール2アシスト、今月4日のちばぎんカップでも1ゴール3アシストを記録した日本代表アタッカーが存在感を見せた。

 前半9分、元新潟のDF金珍珠のクロスをDF中谷進之介が頭でクリアすると、同10分、ついにスコアが動く。中盤で攻守の切り替えが続いた場面で、MF大谷秀和が前線にダイレクトパス。左サイドを抜け出したFWハモン・ロペスがいち早くボールに追い付き、左足ダイレクトシュートで飛び出したGKの脇を突いてネットを揺らした。

 先制点を奪った柏はその後も優勢を保ったが、全北現代も強力な攻撃陣がカウンターを狙う。前半18分、PA内に侵入したFWキム・シンウクが浮き球をつなぐと、右に走り込んだFWリカルド・ロペスがフリーでシュート。あわや同点という決定的な場面だったが、GK中村航輔が左足でブロックした。

 すると前半27分、柏が追加点を奪う。PA内左深くでボールをキープしたR・ロペスがカットインからシュートを狙うと、GKホン・ジョンナムがキャッチできずにボールを前へ。絶妙なポジショニングで待っていたMF江坂任がワンタッチでゴールに流し込み、大宮からの移籍後初ゴールを決めた。

 その後も攻勢を緩めない柏はクリスティアーノ、R・ロペスらが立て続けにシュートを放ち、相手の布陣を上げさせない。前半43分、相手ミドルシュートのディフレクションからネットを揺らされる場面もあったがオフサイド。古巣対戦となったMFキム・ボギョンのカバーリングも光り、前半を2点リードで終えることに成功した。

 全北現代はハーフタイム、DFチェ・チョルスンとMFイ・スンギに代えてDFイ・ヨンとFWイ・ドングッを投入し、一気に攻勢をかける。前半4分、MFシン・ヒョンミンのシュートが柏ゴールを襲うと、その後もPA周辺でボールを動かし続ける。

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