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横浜FCは“有事”で急造3-5-2採用、FWイバ「2トップだろうが3トップだろうが…」

ゲキサカ / 2018年4月23日 7時0分

横浜FCは“有事”で急造3-5-2採用、FWイバ「2トップだろうが3トップだろうが…」

[4.22 J2第10節 横浜FC0-0栃木 ニッパツ]

 横浜FCはセンターバックに負傷者が続出した“有事”により、今季初めて3バックを採用した。3-5-2の急造システムで勝ち点1を分け合い、3試合連続ドロー。基本の1トップではなく、2トップの一角で先発したFWイバは「点が取れなかった。守備に重心を置いた部分もある」と結果を受け止めた。

 今季、町田から加入したFW戸島章が2度目の先発。「トシはボックスの中で力を発揮する、似たタイプ」とイバは指摘するが、機を見て1人は中央に張り、1人はサイドに流れ、「イバとの連携を意識した」と戸島。1トップ時とは役割が変わったが、イバは「戦術は監督が決める部分。2トップだろうが3トップだろうが、結果を出していきたい」と力を込めた。

 前半39分には戸島が右サイドからクロスを入れ、ニアサイドのイバが強烈ヘッド。後半27分にも右CKに頭で合わせたが、惜しくも決めきれず、2戦連発とはならなかった。チームは直近5試合で未勝利。2年連続でJ2得点王に輝いているゴールハンターは「ストライカーにとっては得点を取ることが一番の仕事。勝てていないので、点を取れるようにしたい」と意欲を燃やし、自身のゴールで勝利を呼び込むことを誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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