川崎Fで「内容の濃い3年間」過ごし仙台へ…DF板倉滉「一度違う場所で勝負したかった」
ゲキサカ / 2018年5月8日 12時0分
――昔、FWでプレーしていたことが、今のプレースタイルにつながっていますか。
「元々点を取るのが好きでサッカーをやっていたので、小学生の頃はFWでプレーしていました。フロンターレのセレクションはFWで受けていたので、FWとしてフロンターレに入ったようなものですが、小学3、4年くらいのときが、僕の全盛期です(笑)。ボールを取られる気がしなかったし、絶対に周りにパスを出さなかった。ボールを受けたら自分でドリブルしてシュートまで持っていっていたくらいなので。その後はボランチや後ろでプレーするようになったけど、自分のプレースタイルの土台はその頃にできたと思います」
――ボランチや最終ラインでのプレーが多くなり、守備の楽しみも覚えてきたのでは?
「まだ攻撃の方が好きですけどね(笑)。でも、ディフェンスに入ったら、まずは目の前の敵に絶対に仕事をさせないように意識しているし、対峙している相手には絶対に負けたくない。そういう気持ちでプレーしているので、その相手を完全に抑えたときは充実感があります」
――ポジションが変わることで、意識の変化もあると思います。
「最終ラインに入ったときは全体が見えている状態でスタートするし、後ろにGKがいると思ったら、ボールを持ったときはプレーしやすいので、しっかりと味方の動きを見逃さないように意識している。ただ、ボランチでは360度、どこからでも相手がプレッシャーをかけてきて、判断が遅くなるとボールを奪われる回数が多くなるので、そこの難しさはあります。特に左CBからボランチにポンと入ったときに見える景色が全然違うけど、そういう状況でも見える範囲を大きくしたいと思っていて、常に首を振って周りの状況を把握しようと意識している。もちろん、パスを出すだけでなく攻撃参加できるタイミングを見極めて、行けるときはしっかり狙っていきたい気持ちもあります」
――守備面ではいかがですか。
「最終ラインで相手に一発で行くと後ろにGKしかいないので怖さはあるけど、ボランチのときは後ろにディフェンスがいるので、前に強く行けます。『ここで本当につぶす』と思って一発のプレーができるし、僕の中ではそういうプレーを得意にしているので、すごくやりやすいですね。でも、そのプレーを最終ラインでもできるのがベストなので、競り合う位置や状況を判断しながら一発のプレーで相手の攻撃をはね返せるようになりたい」
この記事に関連するニュース
-
U23アジア杯でたしかな安定感…19歳最年少・高井幸大の充実「出れていることは光栄。噛みしめてやっている」
ゲキサカ / 2024年5月3日 6時44分
-
J3→J2→29歳186日でJ1デビュー…苦労人の“遅咲き”DFが培った不屈の精神とは?【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月24日 14時30分
-
8大会連続五輪出場危機の日本。難敵・カタール戦の勝敗を託されるメンタルモンスター・松木玖生(FC東京)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.39】
超ワールドサッカー / 2024年4月24日 12時45分
-
プロ初先発で大仕事…神戸の22歳新人MFは何者? 筑波大卒のボランチがいきなり見せた“新境地”【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月17日 8時30分
-
遠藤の両親が「航」に込めた願い デビュー後は苦悩も…リバプール移籍で実現“最高の親孝行”【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月13日 7時10分
ランキング
-
1【MLB】ロッテ・佐々木朗希は「ドジャースと契約しないかも」と米メディア報道
東スポWEB / 2024年5月7日 15時47分
-
2次は井上尚弥 vs 那須川天心!? 大橋会長が東京ドーム再進出に意欲 視聴者数は野球WBC超え
東スポWEB / 2024年5月7日 17時52分
-
3大谷翔平と井上尚弥〝どちらがすごい〟論争が白熱 MLBレポーター「2人とも日本人だよ!」
東スポWEB / 2024年5月7日 15時39分
-
4大谷翔平、「あなた、とてつもない」あまりの絶好調ぶりにドジャースもぼうぜん…11号を球団SNSで速報
スポーツ報知 / 2024年5月7日 12時9分
-
5“圧倒的不利”を覆す大谷翔平の「2.6」 異質すぎる指名打者…WARの概念を変える2日間
Full-Count / 2024年5月7日 19時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください