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川崎Fで「内容の濃い3年間」過ごし仙台へ…DF板倉滉「一度違う場所で勝負したかった」

ゲキサカ / 2018年5月8日 12時0分

――今季は負傷離脱の期間はありましたが、リーグ戦で先発出場が多く、今までとは違うコンディション調整になっていると思います。
「毎週末にあれだけ試合に出ることはなかったですからね。もちろん、試合に出て課題を見つけ、修正しながら成長していこうと思いますが、やっぱり試合に出られることが何よりも楽しいんですよ。毎週のように試合があって、連戦でも『また試合だ』って思えるし、疲労感も感じない。負傷前までの先発出場を続けていた時期は、楽しくやれているというのが自分の中にはすごくありました」

五輪までの2年間を
どう過ごすかが大事

――U-20W杯で世界を体感したことで、意識の変化はありましたか。
「日本は全員で守って全員で攻撃をするなど組織的に戦うと、ボールを持てるし、奪うこともできます。U-20W杯でもチャンスを作れる試合が多かったけど、個人個人のところにフォーカスすると、やっぱり相手には一人で打開できる選手、一人でボールを奪える選手が多かった。相手がボールを持ったとき、皆でつないで崩すのではなく一人でドリブルで打開してくるし、1対1ではしっかりボールを奪い切ってきます。もちろん組織は大事だけど、その中で個人個人がレベルアップさせていくと違った世界が見えるのかなとW杯を通して感じました」

――1月のAFC U-21選手権は森保一監督が率いて初の公式大会となり、選手は監督が求めるものをこなすことにいっぱいいっぱいだったように感じます。
「皆、森保監督が話していることを理解しながらやっていて、そこをすごく意識していたけど、最初はもちろん合わないところもあると思いながらやっていた。もちろん、監督が話したことを意識しなければいけないし、求めていることをピッチ上で出さないといけないけど、その中で、状況に応じて一人ひとりが自分の良さを出すというのも絶対に忘れてはいけないと思う」

――昨年12月のE-1選手権ではU-21代表でチームメイトのDF初瀬亮選手が、同世代で初めてA代表に名を連ねました。
「亮が選ばれたのはもちろんうれしかったけど、同時に自分も入りたいという気持ちがさらに強くなった。それはA代表に選出されるということだけでなく、普段のJリーグでも、同世代の選手が活躍して、自分が試合に出ていなければ焦りが出てくるし、悔しさもあるので刺激になる。それに、身近な選手がA代表に選ばれるということは、自分にもチャンスがあると思わせてくれるので、良いモチベーションにつながります」

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