1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

「W杯ってスゲーな」から16年…初の“大舞台”目指すMF宇佐美貴史「とにかく出たい」

ゲキサカ / 2018年5月25日 13時18分

――トップ下での起用も検討しているようですが、ポジションへのこだわりはありますか。
「昔は持っていたけど、こだわりはなくなりました。トップ下が好きで、サイドで出るなら左がいいと思っていたけど、本当に今はどっちでもいい。左でも右でも、真ん中でもいいですね。今シーズンは右で出るようになって、『あっ俺ってキック、こんなに蹴れんのや』って思ったんですよ。割と狙ったところに良い弾道で蹴れるので、漠然とキックはうまいと自覚していたけど、右で出たときにボールを持てることが多くなってクロスやシュート、パス、プレースキックとキック全般に関して、自分の武器だと再認識できました。ただ、今もトップ下が好きですけどね」

――W杯で世界を相手にした際のゴールのイメージはどう湧いていますか。
「今季の最終節となったニュルンベルク戦でヘディングで決めた感覚は、僕自身なかなか持っていなかった感覚でした。あのときは確実にボールが来る予感がしたし、2列目気味から入って相手CBの間でヘディングができた。一番ゴールを奪いやすく、ディフェンスが守りにくいところに入って行ってゴールを決める感覚を、しっかりと形として出せたのはすごく良かった。あの状況でもヘディングで決めることができるという、自分自身の新しい引き出しを開けられたような感覚が残っています」

――世界と戦うために不可欠なスパイクですが、こだわりを教えて下さい。
「めちゃくちゃありますよ。日本にいるときは履き心地と軽さにこだわっていたけど、それにプラスして、ダッシュしてからの急激なストップやシュート時の軸足がソールの後ろの部分でどれだけ止まれるか、グッグッとグリップできるかという3つには強くこだわっています。妥協したくないので、結構注文はさせてもらっていますよ」

――相棒となるプレデターの印象はいかがですか。
「今季の前期履いていたスパイクから、後期はプレデターに変えましたが、僕はプレデターを履き始めてからパフォーマンスが上がったんですよ。ドイツのピッチは下でグリップが効かないとサッカーができないくらいの感じだけど、ミックスというポイントのものを履いていますが、それだとしっかりピッチに刺さって、足裏で噛めるんです。なおかつ軽いし、機動力もあるので、ぜひサッカー少年、高校生にはプレデターを履いてほしいですね」

――プレデターとともに世界に挑むことになりますが、W杯への思いを教えてください。
「とにかく出たい。現状は、まだロシア行きが決まったわけではないので、今はここから始まるくらいの感じで自分自身も思っている。W杯に行けることが決まってから、その先のことは考えようと思っているので、とにかくまずは出てプレーしたい。そこで、世界を相手にしてもやれるということを証明するプレーを見せたいし、自分のストロングポイントである技術をその舞台でも示してチームに貢献したいですね」

(取材・文 折戸岳彦)
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2018W杯ロシア大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2018W杯ロシア大会日程&TV放送

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください