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[MOM2511]神村学園DF深港壮一郎(3年)_存在感抜群。高橋大悟から主将マークと14番受け継ぐレフティー

ゲキサカ / 2018年5月25日 22時53分

神村学園高の大黒柱、DF深港壮一郎主将は完封勝利に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.25 総体鹿児島県予選準決勝 神村学園高 1-0(延長)松陽高 鹿児島県立サッカー・ラグビー場A]

 公式記録の得点者の欄にはDF深港壮一郎主将(3年)の名。エースナンバー「14」を背負う大黒柱が、延長後半に神村学園高を決勝へ導く千金弾を決めたかと思われていたが、本人は試合後、「実際、ボクは触っていないですよ。雰囲気的にそういうことで……」と笑っていた。
 
 DF隈元聖也(3年)の左FKにMF濱屋悠哉(2年)や深港が飛び込み、わずかにコースが変わって生まれたゴール。例え、彼の決勝ゴールではなくても、深港がピッチで誰よりも存在感を放っていたのは間違いない。3バックの中央に位置する深港は、後方からチームの攻撃をコントロール。余裕のあるボールタッチから高精度の左足でショートパスやサイドへのミドルパス、縦パスを通し、攻撃のリズムを生み出していた。

 攻撃面では自陣でのミスもあって完璧ではなかったものの、守備面では相手のカウンター、サイド攻撃をシャットアウト。抜け出しかけた相手の前に瞬時に現れてはボールを奪い取り、そのプレッシングを剥がして攻撃につなげていた。

「声をかけることと1対1で負けない。DFラインはやられないぞと思っていました。空中戦や1対1だったら負けたくない」と深港。あと10cm伸びると言われている身長が、176cmとなったDFは空中戦でも強さを示していた。

 クレバーで「身体能力も高い。ここ、というところでやってくれる」(有村圭一郎監督)というタレント。中盤からCBにコンバートされてきたことで本人も対人守備の強さが増してきていると感じている。まだ知名度は高くないが、課題を改善し、全国で活躍して名を上げるか。「スピードだったり、アジリティ、戦術的にもっとコントロールすることが必要。大学とかプロから声かかるくらい、もっとやらないといけない」。全国まであと1勝。今年清水入りしたFW高橋大悟からキャプテンマークと14番を受け継ぎ、前任者のように仲間たちに声がけしながらまとめるリーダーが、神村学園をインターハイへ導く。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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