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「#同じ船に乗ろう」 キリンが東京湾で船上PV開催、西野ジャパンの船出を見守る

ゲキサカ / 2018年5月31日 7時32分

ゲスト3人と乾杯、記念撮影をした参加者

 日本代表と「#同じ船に乗ろう」――。キリン株式会社は30日夜、キリンチャレンジ杯ガーナ戦のパブリックビューイングを“船上”で開催した。倍率70倍となった事前抽選で当選した約60組120人が、ロシアW杯前国内最終戦に臨んだ選手たちへ声援を送った。

 40年間にわたって日本代表をサポートする同社はロシアW杯に向け、「We're in the same boat(私たちは、同じ船に乗っている)」と題したキャンペーンを大々的に展開。CMには主将のMF長谷部誠が登場し、W杯という大海原に向かって“船出”を迎える姿が描かれている。

 西野朗監督就任後、初の公式戦となったキリンチャレンジ杯ガーナ戦は、ロシアW杯前の国内ラストマッチ。まさに新たな“船出”を前にした一戦に向けて、東京湾のクルーズ船『ヴァンデアン』には、日本代表ユニフォームに身を包んだサポーターら120人が集まった。

 ゲストには、元日本代表の“ミスターレッズ”福田正博さん、仙台育英高、中央大サッカー部出身のお笑い芸人・パンサー尾形さん、年間300試合以上の実況を担当するアナウンサーの中村義昭さんが登壇。福田さんの発声で乾杯をした後、試合の見どころを解説した。

 尾形さんは「生き生きした日本代表を見たい」と期待。『一番搾り』を手にした福田さんが、西野監督について「つかみどころがない。何を言っているか分かりませんからね」と明かすと、会場からは大爆笑。「でも監督にとっては大事なこと。はぐらかすのもね」とすかさずフォローした。

 19時25分、キックオフのホイッスルを迎えると、船はレインボーブリッジの近くを通過。前半4分、左サイドでFW宇佐美貴史とのコンビネーションからDF長友佑都が突破すると、船内のムードも一段ヒートアップ。FW大迫勇也のシュートがGKに阻まれたが、徐々に盛り上がりを見せていった。

 ところが前半9分、MFトーマス・パーティに直接FKを叩き込まれ、会場からは大きなため息。ゲスト陣からは「嫌な気がしたんだよ~!」というコメントが漏れた。FW原口元気の突破でチャンスをつくった日本代表は前半33分、MF本田圭佑のFKが枠内を強襲。惜しくもGKに防がれ、一部のサポーターは頭を抱えた。

 そのまま1点が遠く、1点ビハインドで迎えたハーフタイム。福田さんは「ポジションを動かしすぎ。西野さんはそれでいいって言ってるのかもしれないけど、原口は3バックでやってるなら中に入っていく必要はない」と指摘。本田に話が及ぶと「動きすぎだよね。俺に言わせれば相手から逃げてる」とピシャリと断じた。

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