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関東1部4校撃破の下剋上…元Jリーガー鈴木修人監督の下で輝く明治学院大の熱い夏

ゲキサカ / 2018年7月31日 23時3分

 決勝戦では惜しくも法大に逆転負けを喫したが、最後まで勝負にこだわって前線に放ち続けた、強く性格で鋭いキックとクロスは、ほかの関東のチームの目にも脅威に映ったに違いない。

「プロとしては大成できなかった」と笑う鈴木監督だが、オズワルド・オリヴェイラ監督、反町康治監督、松田浩監督ら、プロ時代に出会った監督の指導は「今も参考にさせてもらっている。プロでの経験をこういう形で活かせるのはうれしい」。今大会では原川凌太朗(桐蔭学園高)、野原広太(三浦学苑高)、高田稜平(横浜FCユース)、高橋周(前橋育英高)ら1年生選手が多数活躍。なかでも武田義臣は、2試合連続ゴールをあげるなどの活躍を見せた。この大会での結果は「自信になった」という鈴木監督だが「本番は秋」と、東京都リーグ優勝、関東参入決定戦を経ての関東リーグ復帰に、視点を定めている。

 だが、その前に『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント大会』への出場が控えている。「1年生の中には、高校時代に全国大会を経験した者も少なくない。その多くが早い時期で敗退している。高校時代に不完全燃焼だった悔しさ、大学の全国大会で晴らしてくれるのではと期待している」と鈴木監督。明学大の勝負へのこだわり、ハングリー精神は全国でどこまで通用するのか。大阪で開催される総理大臣杯は8月31日開幕。明学大の初戦は9月3日の2回戦で東海学園大と北海道教育大岩見沢校の勝者と対戦する。熱い夏はまだまだ終わらない。明学大の冒険はまだまだ続きそうだ。

(取材・文 飯嶋玲子)

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