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愛媛は西岡退場で守備崩壊…大宮、大前ハットなど大量5ゴールで逆転勝ち

ゲキサカ / 2018年8月12日 21時30分

大前元紀がハットトリック

[8.12 J2第28節 愛媛1-5大宮 ニンスタ]

 J2リーグは12日、第28節2日目を行った。ニンジニアスタジアムでは{{c|}愛媛FC}と大宮アルディージャが対戦し、5-1で大宮が逆転勝利。2試合ぶりの白星を飾った。

 ここ6試合で5勝と調子を上げてきている愛媛は前半11分、PA手前で縦パスを受けたFW藤本佳希が振り向きざまにスルーパスを出し、後方から走り込んだMF神谷優太が抜け出して右足ループシュート。飛び出したGK笠原昂史の頭上を突いて、先制のゴールネットを揺らした。

 アジア大会に臨むU-21日本代表に選出された神谷の2試合連続ゴールで先制した愛媛。降格組といえど、FW大前元紀やMF茨田陽生らを擁する大宮相手にチャンスを与えず、試合の主導権を握る。前半37分には、ゴール正面の絶好の位置でFKを獲得。キッカーの神谷が右足で蹴り込んだが、惜しくもクロスバーを叩いた。

 前半はこのまま終わるかと思われたが、大宮が終了間際に同点に追いつく。アディショナルタイム2分、左サイドを個人技で突破したMFマテウスがカットインしてPA左から左足を一閃。1-1と試合を振り出しに戻した。

 さらに大宮は後半2分、大前のダイレクトスルーパスに反応したFW富山貴光が裏を取り、DF西岡大輝に後方から倒されてPKを獲得。西岡は決定機阻止によりレッドカードが提示された。大宮はこのPKをエース大前がゴール左下の隅に蹴り込み、2-1と逆転に成功した。

 数的優位に立ったことで大宮の一方的に攻め込むと、後半20分の富山のゴールはオフサイドと判定されたが、23分に追加点。茨田が右サイドから中へ斜めにボールを運び、PA右へラストパスを送る。これを富山が右足で沈め、3-1。さらに24分には、MF大山啓輔のスルーパスで抜け出した大前がPA右から右足を振り抜き、リードを3点差に広げた。

 愛媛は、後半36分に2種登録のU-18所属MF岩井柊弥を投入。岩井はトップチームデビューとなった。攻撃の手を緩めない大宮は39分、途中出場のDF奥井諒が右サイドからグラウンダーのクロスを供給。ペナルティーアーク内から大前がダイレクトで右足を振り抜くと、左ポストに当たってゴールネットを揺らし、ハットトリックでダメを押した。
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