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「ミラクル」「まるで選手権」。後半残り1分から大逆転の桐光学園が市立船橋破り、U-16全国王手!

ゲキサカ / 2018年9月3日 10時22分

 勝ち上がるためにはあと1点が必要。気迫の攻守を見せる桐光学園がスーパーゴールでその1点を奪い取った。後半アディショナルタイム1分、桐光学園は新井大が相手DFの背後へボールを落とすと、左中間でクリアを拾ったMF栗原祥太がカットインから右足を振り抜く。ドライブ回転のかかったボールはGKの頭上を越えてゴールネットへ。これが決勝点となった。

 大逆転劇を成し遂げた桐光学園の選手たちが涙顔でピッチ内を走り回る間に試合終了の笛が鳴る。市立船橋の選手はピッチに崩れ落ち、試合終了に気づいた桐光学園の選手たちは数人がピッチに倒れ込んで喜び合っていた。

 桐光学園の荒井は「最後までみんなが諦めないでやったので、そうやって勝てたのは嬉しかったです。(我慢強さ)それが桐光の持ち味です」と笑顔。そして決勝ゴールの瞬間、ピッチサイドでガッツポーズを繰り返していた久保昌成コーチは「今年は我慢強く戦って勝ち切ったり、引き分けに持ち込んだりできるところがある。こういうゲームを勝ち取れたのは今後に向けていい経験になると思います」と選手たちが掴み取った劇的な白星に目を細めていた。

 U-16全国大会まであと1勝。荒井は「みんなで目標に掲げていた全国出場があと一歩に近づいてきたのでそれが嬉しい。次の試合は無失点でいって全国に行きたい」と語り、新井大は「全国まであと一歩なのでしっかりこの勢いに乗って、一から練習をしっかりやって全国に行きたいと思っています」。大会規定により、帝京三戦も引き分けでは敗退となってしまうが、この日のように我慢強く戦って白星を勝ち取り、全国切符を掴み取る。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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