誰も歩んだことのない道へ…永里優季の目指す『生き方』 #ファントムを探せ
ゲキサカ / 2018年9月7日 20時0分
インタビューVOL.6 永里優季(シカゴ・レッドスターズ)
ナイキフットボールから、新たなスパイク「PHANTOMVSN(ファントム ビジョン)」が登場した。「ファントム」とは決められた役割で動くのではなく、ゲームを掌握し、決定的な仕事をするプレーヤーのことだ。相対した選手には、まるでファントム(ゴースト)に襲われたかのような脱帽せざるをえないプレーを見せつける。そんな得体の知れない「ファントム」なプレーヤーは日本に存在するのか。はたまた現れるのか。世界の舞台を知る選手にインタビューし、「ファントムとは何か」に迫っていく。第6回はアメリカの地で戦い続ける永里優季(シカゴ・レッドスターズ)の今後について独占インタビュー。(取材日:8月22日)
――着用するスパイク「ファントム ビジョン」の印象を教えてほしい。
「正直、初めて一回も靴擦れをしなかったスパイクです。いつも何度も調整をしてもらっていたんですが、今回はすごくスムーズで、一番足にフィットしました。履いている感覚があまりなくて、軽いし、薄いし、足首の締め付けもありません」
――足首のニットが影響しているのか。
「そうですね。これまでのスパイクは足首がホールドされている感じが大きかったんですが、ファントム ビジョンはスパイクと足首が分離されていて、タイトすぎず、高さがそれほどないので違和感がありません。
また、紐が中に全部入っていることもフィット感を出してくれています。タイトなのが好きなので、紐が外にあるとついキツく絞ってしまうんですが、ファントムビジョンはそれがない。普段は足裏が疲れちゃうんですが、今回は軽減されている感じもあります」
――キックの時の感触も違う?
「違いますね。シュートは内側で蹴るので紐はあまり関係ないですが、無回転のボールが蹴りやすいと感じています」
――「無回転」は永里選手の代名詞だが、スパイクでどういった影響がある?
「グリップの感覚ですかね。ボールをキャッチするところの摩擦、抵抗があって、スパイクがキャッチしてくれる時間が長いんだと思います」
――色にもこだわりが?
「白があまり好きじゃないんです。明るい色だとどうしても気になっちゃうんですよ。何かチカチカしちゃって(笑)。今回はグレーと赤なので、気になりません。ダークな色が好きですね」
――「ファントム」には「試合の流れを変えるプレーヤー」というメッセージが込められているが、永里選手のイメージにピッタリでは?
「そう言われることは多いですが、自分自身で自覚しているかと言ったらそれは分かりません(笑)。ただ、途中から入って流れを変えるという点では、アメリカに来てからもよく「change the game(試合を一変させろる)」と言われます。流れを読んで流れを変えるというのは、自分の中でも特筆している部分でもありますね。
また、今年に入ってからは流れを意識的に感じ取れるようになってきました。それは良い意味でも、悪い意味でも。良い流れの時は得点しそう、悪い流れの時は失点しそうって、感覚的に感じられるようになっています。なので『ファントム』には合っているのかなって思います。自分で言っちゃいましたが(笑)」
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