「燃えへんわけがない」 “ホーム”を感じたGK東口、攻撃参加にも意欲
ゲキサカ / 2018年9月12日 1時28分
[9.11 キリンチャレンジカップ 日本3-0コスタリカ 吹田S]
日本代表GK東口順昭(G大阪)は“森保ジャパン”の初陣を任され、見事に無失点勝利に貢献した。試合後にはセットプレーに表れた課題と向き合い、攻撃面でもさらなるレベルアップを誓っていた。
新体制で初めて迎えた日本代表合宿の守護神争いはGK権田修一、GKシュミット・ダニエルとのJリーグ所属選手3人によって展開された。札幌ドームでのチリ戦が中止となり、先発の機会があるのは一人だけ。最年長の東口がその座をつかんだ。
コスタリカ戦が行われた吹田スタジアムは普段、ガンバ大阪が本拠地としている会場。「ホーム感をすごく感じたし、これだけ応援されて燃えへんわけがない」。そんな言葉どおり、東口にはゴール裏サポーターから一際大きな歓声が贈られていた。
試合は日本が主導権を握り、GKにとっては見せ場の少ない展開。前後半を通じてエリア外から2本のシュートが襲ったが、いずれも安定した処理で防ぎ切り、「結果的に失点しなかったし、揺さぶられる場面はなかった」と振り返った。
だが、完全に満足のいく試合だったわけではない。課題となったは前半35分、相手CKに対して勢い良く飛び出したが、パンチングできずにヘディングシュートを受けたシーン。試合後の取材に「クロスボールの処理の精度をもっと上げないといけない」と自ら切り出した。
今後もレギュラーを守っていくにあたり、森保ジャパンでは攻撃力も求められる。この日はダメ押しの3点目が東口を起点とした自陣からのビルドアップで生まれたもの。「自分もそれを求めているし、監督も求めているところ。もっと良い攻撃を出していきたい」と意気込んでいる。
鍵となるのはセンターバック、ボランチがパスコースをつくっていることを見逃さないこと。「味方がサポートしてくれた時にどこが有効なのか見分ける必要がある。味方に出しても危なくなったらあかんし、全体を見ながら気を付けて判断していきたい」。ここで学んだ攻撃の勘所をまずは所属先のG大阪でも発揮していく構えだ。
(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ
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