主将は献身性と声で武南を埼玉突破へ導く
ゲキサカ / 2018年10月10日 14時59分
[10.7 埼玉県1部L第16節 武南高 3-1 浦和学院高 昌平高G]
埼玉の名門、武南高は選手権予選前最後のリーグ戦を3-1で快勝。ただし、主将を務めるMF塩崎正巳(3年)は「最初よい時間に得点できたことは良かったんですけれども、その後、自分のミスが原因で流れが相手に傾くことが多かったので、選手権前に自分の調子を整えることが大事だと思いました」と引き締めた。
技術力の高い選手が並ぶチームの中で光るのは、その献身的な動きだ。コーチ陣からそのマジメな取り組みを評価されているボランチは、流動的なパスワークに絡むと同時に、運動量を増やして相手ボールを刈り取ることが役割。本人も「献身的に運動量を増やして、守備で貢献して、自分でボールを取って、仲間につないで自分たちがボールを持っている時間を増やしていきたい」と語る。
インターハイ全国4強の昌平高とのリーグ戦で残り10分から逆転されるなど、チームの課題となっているのが集中力の維持だ。それは主将自身も感じており、普段から前向きな言葉かけることを意識しているという。
「上手くいかない時間帯にイライラしてしまう選手が結構多いので、気を遣って、下を向かないようにやっていかないといけないと思っている。この頃一緒にボランチをしている紺野(辰也)とかが上手く周りに声かけたりして、CBも声を出す意識が上がってきている。前と後ろのコミュニケーションが上がってくれば。そして、励ます言葉も多く出てくれば下を向かずに集中してやれると思います」
この日、武南は再三チャンスを作りながらもシュートが雑になってしまっていた。細部にこだわり、1本を大事にするように引き締めることも大事。全国に行く力、高い攻撃力があると感じているだけに、前向きな声がけでチャレンジすることを求めるなど、チームの力を引き出すような声を主将は出し続ける。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校選手権2018
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