“エースの風格”大迫はあえて釘刺す「浮かれている場合じゃない」
ゲキサカ / 2018年10月17日 2時47分
[10.16 キリンチャレンジカップ 日本4-3ウルグアイ 埼玉]
最前線で別格の存在感を放った。12日のパナマ戦(3-0)に続いて1トップで先発した日本代表FW大迫勇也(ブレーメン)は球際の強さと懐の深いボールキープで起点となり、1-1の前半36分には森保ジャパンでの初ゴールもマーク。MF中島翔哉のミドルシュートを相手GKが弾いたところに素早く詰め、「こぼれてくるだろうと思って、(GKの)足元を狙った」と冷静に蹴り込んだ。
南米選手のフィジカルにも当たり負けず、ポストプレーで強さを見せた。「そこはW杯でできるという手応えが自分の中でもあった。それは続けて、さらにあそこからの展開を大事にしたい」と胸を張る姿にはエースとしての風格も漂う。
中島、MF南野拓実、MF堂安律という2列目の3人が躍動。4-3という打ち合いを制し、FIFAランキング5位のウルグアイから22年ぶりの勝利を挙げたが、攻撃を牽引する28歳のストライカーは「相手もいいチームだったのは確かだけど、まだまだ一喜一憂せず、足元を見て取り組んでいくことが大事」と冷静に指摘した。
「縦に行く選手が多いし、僕のところでしっかり落ち着かせないと、チームとして苦しくなる。4-2になってからの試合運びもよくなかったし、あそこで若い選手をコントロールできるようにならないといけない。(若い選手には)今は勢いよく、ガンガン行ってもらうことも大事。経験ある選手がコントロールしていければいい」
中島、堂安という両翼が果敢に仕掛けて持ち味を発揮したが、それも後方でサポートするベテランの存在があってこそ。「両サイドバックの長友さんと(酒井)宏樹がバランスを取ってくれているから両サイドが行けている」と強調。若手の勢いを「いいですよ。やっていて楽しいし」と歓迎しながらも、「冷静に分析しないといけない。浮かれている場合じゃない。親善試合の1試合なので」と釘を刺すことも忘れなかった。
(取材・文 西山紘平)
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