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“14秒”の先制劇…抜け目ないリバプール、CL敗戦を払拭してリーグ無敗継続

ゲキサカ / 2018年11月11日 22時50分

先制点を決めたモハメド・サラー

[11.11 プレミアリーグ第12節 リバプール2-0フルハム]

 リバプールは11日、プレミアリーグ第12節でフルハムを本拠地アンフィールドに迎え、2-0で勝利した。

 6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第4節でレッドスターにまさかの完封負け(0-2)を喫したリバプール。その試合からスタメンを4人変更し、DFジョー・ゴメスとMFファビーニョ、MFシェルダン・シャキリ、FWロベルト・フィルミーノが起用された。

 リーグ戦では8勝3分で無敗のリバプールは、立ち上がりから試合を優勢に進めると、前半22分にシャキリの浮き球パスで裏に抜け出したFWモハメド・サラーがPA右から右足シュート。決定機だったが、GKセルヒオ・リコに弾き出される。すると、フルハムにチャンスが訪れる。

 前半24分、敵陣中央でFWアレクサンダル・ミトロビッチが頭でつなぎ、MFライアン・セセニョンが相手と入れ替わって裏へ抜け出す。GKアリソン・ベッカーと1対1の絶好のチャンスだったが、左足シュートは枠を外れてしあい、先制点とはならなかった。

 試合が動いたのは前半41分だった。フルハムは右CKのショートコーナーからMFトム・ケアニーがクロスを供給し、ミトロビッチがヘディングシュートを叩き込む。しかし、これがオフサイドと判定されると、リバプール守護神がすぐさまリスタート。DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのスルーパスで完全に裏を取ったサラーがそのまま左足シュートを流し込み、リバプールが一瞬の隙をついて先制した。

 なお、データサイト『オプタ』によれば、ミトロビッチのオフサイドからサラーのゴールまでわずか14秒だったという。

 後半もリバプールペースは変わらない。後半8分、MFサディオ・マネの強烈ミドルシュートはGKリコに弾き出され、右CKを獲得。この流れから左サイドでワンタッチでつなぎ、DFアンドリュー・ロバートソンが山なりのカーブのかかったクロスを入れると、PA右へ抜け出したシャキリが左足インサイドでボレーを突き刺し、2-0とリードを広げた。

 その後は、MFジョーダン・ヘンダーソン、MFジェームス・ミルナー、MFナビ・ケイタを投入したリバプールがフルハムに反撃を許さず、2-0で完封勝利。CLレッドスター戦の敗戦を払拭し、リーグ戦では開幕から12試合負けなし(9勝3分)とした。
●プレミアリーグ2018-19特集

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