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[MOM577]桃山学院大MF徳永晃太郎(4年)_守備に活路見出し、飛躍したボランチ

ゲキサカ / 2018年12月12日 21時55分

激しいディフェンスを見せる桃山学院大MF徳永晃太郎(左)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.12 インカレ1回戦 桃山学院大 2-0 鹿屋体育大 柏の葉]

 ピッチを縦横無尽に走り回った。桃山学院大のキャプテンマークを巻いたMF徳永晃太郎(4年=立正大淞南高)はインカレ初戦で持ち味の運動量を発揮。右サイドのタッチライン際でボールに絡んだかと思えば、同様に左にも現れてピンチの芽を摘み、中央でインターセプトもしてのける。

 そして、攻撃面でも効果的な配球や精度の高い左足キックで決定機を演出するなど、存在感あるプレーを見せた。ミスパスもゼロではなかったが、ダブルボランチとしてコンビを組んだMF今吉晃平(3年=ルーテル学院高)ともに貢献度の高かった90分間。松本直也監督も彼らの運動量や攻守に渡ってのプレーを讃えていた。

 徳永は「自分の持ち味は、献身的に守備して走り回るというところ。4回(生)として最後のインカレということで入れ込むところもあったので、それを上手く出せたのかなと思っています。自分はゲームキャプテンをやらせてもらっているので、声がけもそうですけれども、走り回るというのがみんなを元気づけたり、前を向かせたりするプレーだと思う」と微笑んだ。

 高校時代は中国地方屈指の強豪校で、選手層の厚い立正大淞南高(島根)に所属。当時について、「(3年生の時は)選手権の登録が5人増えた年で、30人登録のプラス5人に入ったくらいでした」と分析するMFは、一般入試で入ったという桃山学院大で飛躍を遂げ、今や欠かせない存在になっている。

 高校時代はトップ下などでプレーしてきたMFが、大学進学後に磨いたのは守備だった。「(大学進学時に)新たなスタートとして考え直して、自分の持ち味は守備だと気づかせてもらった」。その守備が活路となり、2年時に公式戦出場のチャンスを掴むと、今年は夏冬の全国大会出場。高校時代に身につけてきたものを含めてピッチで発揮し、周囲から高い評価も得ている。

 このインカレは徳永にとってアピールの大会でもある。「進路もまだ全然決まっていない。最後のチャンスかなと思っているので、悔いのないようにというところが最後まで走り切るということに繋がったと思います」と徳永。今は迷わず、チームのために走り続けて、結果に繋げる。

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(取材・文 吉田太郎)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

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