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集まれ、次世代の逸材たち! サミー流サッカー・プロジェクトは“親子で学ぶ”

ゲキサカ / 2019年5月10日 18時14分

鈴木啓太コーチとともに学んだ

 次世代のヤングアスリートを育てる『SAMMY SOCCER PROJECT』は4月21日、東京・有明のセガサミースポーツアリーナで『SAMMY FIELD PROGRAM 2019 in TOKYO』を開催した。プログラムは午前・午後に分けて行われ、大勢の小学生と家族たちが一堂に集結。今後のサッカーキャリアに役立つトレーニング法などをみっちりと学んだ。

 主催したのはサミー株式会社。パチンコやパチスロ機の開発、製造、販売を行うエンタテインメント企業だ。「感動体験を創造しよう、その足で。」2017年11月にスタートしたプロジェクトは日頃のトレーニングの成果を試したい子どもたちにとって貴重なトライの場となっている。

■イベントスタート

 この日は事前申し込みをした首都圏近郊の小学1〜4年生約200人が参加。“キックオフ”の時刻が近づくにつれて「緊張する」「どんな人が来るのかな……」という親子の会話も聞こえてくる中、思い思いのユニフォームに身を包んだ少年プレーヤーが施設屋上の人工芝フットサルコートに続々と集まってきた。

 開会式の進行役は内山愛さん。明るい声で子どもたちに挨拶をして緊張をほぐした。

 続いて注目の講師陣紹介。ヘッドコーチを務めるのは浦和レッズの一時代を支えた鈴木啓太氏だ。「ボールを蹴るの楽しいよね? 相手を抜いてゴール決めるの楽しいよね? 今日はそんな楽しい思いを見せてください!」。元日本代表の熱い言葉に子どもたちの眼差しはいっそう熱を帯びた。

 ここで体幹トレーニングの専門家として知られる木場克己氏も登場。久保建英(FC東京)、中井卓大(R・マドリー)、石井久継(湘南ベルマーレ)——。次々に名前が挙がった若武者はいずれも木場氏が主催する『KOBAトレ』の受講生。子どもたちはウォーミングアップがわりに彼らが日頃から取り組むメニューを体験し、身体を温めていた。

 ここで強調されたのは「頭をぶらさない身体づくり」。木場氏によると、体幹を強化することで上体が安定し、怪我の予防やスキルの向上に役立つのだという。子どもたちは今回、ボールを両手で掲げて膝をへそに近づける『片脚上げ』に挑戦。ゆらゆらと揺れてしまう姿も見られるなど、日常の練習で改善するきっかけを得たようだ。

 そうして身体と心の準備を終えると、いよいよコート内でのトレーニングがスタート。鈴木コーチが子どもたちに声をかけながら、練習メニューを親切に説明していった。ところが、どこかおかしい。午前の部は小学1〜2年生を対象としていたが、子どもたちはサッカーボールを蹴るのではなく、抱いて走っていたのだ。

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