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集まれ、次世代の逸材たち! サミー流サッカー・プロジェクトは“親子で学ぶ”

ゲキサカ / 2019年5月10日 18時14分

 またそのほか、存在感を見せていた子どもたちにも話を聞いた。

●滝澤俐久くん(4年生)
好きな選手:リオネル・メッシ
「練習メニューが多くて楽しかった。初めての体幹トレーニングは初めて知ったのでやってみようと思った。右と左のどっちも蹴ることができて、点を取れるような選手になりたい」

●杉崎菜穂さん(3年生)
好きな選手:長友佑都
「ボールを取るところが楽しかった。普段はサイドのポジションなので、長友選手がパスをしたり、ドリブルしていくところが好き。これからはもっとゴールにつなげるところを頑張りたい」

■SSP講習会

 クリニックの裏では、子どもたちに付き添って参加した保護者に向けた講習会も行われた。講師は冒頭で体幹トレーニングを担当した木場氏。「怪我をさせない身体づくり」「頭をぶらさない身体づくり」というモットーの下、久保建英や中井卓大のトレーニングを紹介しつつ、未来のサッカー選手を育てる秘訣が伝授された。

 ここでも強調されたのは「片脚立ちがすごく大事になる」ということだ。「『片脚立ち』は普通の床だったらお爺ちゃんでも子どもでもできないといけないけど、サッカー選手は不安定なクッションの上でもできるようになったほうが良いですね」。体幹が強化されることにより、相手に寄せられて姿勢が乱れても倒れずに済むからだ。

 講習会では質疑応答の時間も設けられ、保護者からは次々に質問が投げかけられた。

保護者「体幹トレーニングはいつくらいからしたほうが良いですか?」

木場氏「だいたい小学4年生くらいからスタートさせます。それは理解できる力がついてくるからです。それまでの間は遊ばせながら足をへその高さまで引き上げたりなど、楽しみながらやらせたほうが良いと思います」

保護者「うちの子は膝が内側に入っているんですが、どうしたら良いですか?」

木場氏「それは脇腹とお尻が弱い証拠ですね。厚めのクッションの上で『片脚立ち』をやってみてブレるようであれば、頭の上にお手玉のようなものを置いて落ちないように、ブレないように意識づけてみるのも良いと思います」

保護者「体幹トレーニングは一日にどれくらいしたほうがいいですか?」

木場氏「普段はどれくらいしていますか?毎日?少し多いですね。週に3回、1日あたり15分以内で良いと思います。子どもはだいたい15分以内で大丈夫。そこからもし意識が高くなってきた時、もっとできるようになりたいと自発的に思った時に、自分でステップアップしていけばいいんです」

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