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イメージ通りの突破も代表初シュートは…久保建英「上を狙ったのに下に行っちゃった」

ゲキサカ / 2019年6月12日 15時24分

2人の間を突破するMF久保建英

[6.9 キリンチャレンジ杯 日本2-0エルサルバドル ひとめS]

 A代表でのファーストシュートは後半28分。得意とする右サイドからカットインしての左足ミドルだった。後半22分、MF南野拓実に代わって4-2-3-1のトップ下に入った日本代表MF久保建英。歴代2番目の年少記録となる18歳5日でのA代表デビューを果たすと、その6分後にこの日最初で最後のシュートを打った。

 右サイドに流れながらパスを受けた久保は自分に寄せてくる2人の相手の間を突破し、中央にカットイン。PAに入ったところで左足を振り抜いたが、グラウンダーのシュートは相手GKに抑えられた。

「(出場から)最初のほうだったので(自分でシュートまで)行こうかなと思った。2人の間を行こうとして、巻いてシュートを打とうと思ったけど、少し浮き上がらなかった」

 DFをかわすところまではイメージ通りだったが、狙い通りいかなかったのがフィニッシュの部分。「上を狙ったのに下に行っちゃった」と悔しさをのぞかせた。

 金田喜稔氏が77年6月15日の韓国戦で決めた19歳119日の史上最年少得点記録の更新は持ち越しとなったが、久保は休む間もなく、コパ・アメリカ(南米選手権)に参戦する。グループリーグではチリ、ウルグアイ、エクアドルという南米の強豪との連戦が待っているが、「強い相手のほうがいい。そこで活躍できれば自信になる」とキッパリ。メンバーを入れ替え、東京五輪世代中心で大会に臨む森保ジャパンは11日にブラジルへ出発する。

(取材・文 西山紘平)
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