U-17W杯へ、先月のU-17日本代表初招集からアピール続けるMF藤田譲瑠チマ
ゲキサカ / 2019年8月18日 7時17分
[8.16 練習試合 U-17日本代表候補 2-2 流通経済大 Jヴィレッジ]
この日も持ち味の声を響き渡らせていた。7月の国際ユースin新潟でU-17日本代表に初招集されたMF藤田譲瑠チマ(東京Vユース)が今回の福島合宿でも声、守備力、キープ力などでアピール。U-17ワールドカップメンバー入りへ食い込む勢いだ。
ボランチ、CB、左サイドを器用にこなす万能型。今回の福島合宿は左サイドでの起用が続き、流通経済大との練習試合も1本目に左SHとして先発し、2本目は約20分間、左SBとしてプレーした。
ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ藤田は、代表チームのコーチングスタッフやチームメートに認めてもらうことを目指して臨んだ国際ユースin新潟でデビュー戦から臆することなくチームメートに指示する声、鼓舞する声を発し続けていた。そして「サッカー感が高い」(森山佳郎監督)などの評価を獲得。今回は2回目の招集ということもあって「サッカーにも慣れてきた」と実感している中でよりチームに貢献し、自分の良さを出そうとしていた。
練習試合の1本目はまず要求する声や味方を動かす声を発していたことが印象的。そしてチーム全体のテンポが上がる中、中央へ潜り込んでシュートを狙ったり、左SB中野伸哉(鳥栖U-18)を活用してサイドを崩そうとしたりしていた。
連動した守備、時に一人でもボールを奪い切ってしまう藤田は大学生相手に球際の攻防でも奮闘。ただし、「ワールドカップでは相手のレベルが高いので、もっとプレッシャーをかけないと相手もミスしないし、ミス誘えないかなという感じでした」と課題も口にしていた。
U-17ワールドカップメンバー入りが近づいてきている印象だが、大事なのはここから。「これからの過ごし方などを見つめ直してワールドカップメンバーに入っていきたいと思います」と力を込めた。U-17ワールドカップの対戦国がオランダ、アメリカ、セネガルに決まった際から「ワクワクしていた」という藤田。自分のドリブルや守備が世界で通用するか試したいという思いも持つ万能型MFが、世界を想定して残り2か月間準備をする。
(取材・文 吉田太郎)
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