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意地とプライドの激突…“ノース・ロンドン・ダービー”はアーセナルが追いついてドロー決着

ゲキサカ / 2019年9月2日 2時23分

“ノース・ロンドン・ダービー”はドロー決着

[9.1 プレミア第4節 アーセナル2-2トッテナム]

 プレミアリーグは1日、第4節が行われ、エミレーツ・スタジアムではアーセナルとトッテナムが対戦。両軍のプライドをかけた“ノース・ロンドン・ダービー”は2-2で引き分けに終わった。

 先月24日にリバプールに1-3で敗れ、今季初黒星を喫したアーセナルは先発3人を変更。DFセアド・コラシナツとMFルーカス・トレイラ、FWアレクサンドル・ラカゼットを起用し、前線はラカゼットとFWピエール・エメリク・オーバメヤン、FWニコラ・ペペの3トップを採用した。一方、1勝1分1敗で負傷者が続出しているトッテナムは、ニューカッスル戦(0-1)から2人を入れ替え、DFヤン・フェルトンヘンとMFクリスティアン・エリクセンを起用した。

 互いに縦に早く、ゴール前をボールが行き来するスピーディーな試合展開となった。その中で先手を取ったのはトッテナムだった。前半10分、カウンターからFWソン・フンミンのパスを受けたMFエリク・ラメラが右足で放ったシュートはGKベルント・レノに止められたが、ゴール前に走り込んでいたエリクセンがこぼれ球を左足で押し込み、スコアを動かした。

 さらにトッテナムは前半39分、PA内でソン・フンミンがパスを出した後にMFグラニト・ジャカのスライディングタックルを受け、PKを獲得。これをFWハリー・ケインが右足でゴール左隅に沈め、2-0とリードを広げた。

 だが、アーセナルは前半アディショナルタイム2分、FKの流れから粘り強く攻め続け、ペペの横パスをPA中央で受けたラカゼットが巧みなボールコントロールから豪快に左足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さって、1-2と前半のうちに1点を返した。

 前半のポゼッション率はアーセナルが50.8%とほぼ変わらなかったが、シュート精度に差が出た。アーセナルはシュート9本で枠内3本に対し、トッテナムは8本中7本が枠内シュート。アーセナルの守護神レノがボールを触る機会が多かった。

 後半に入ってもスピーディーな試合展開は変わらない。アーセナルは11分、PA中央からMFマテオ・グエンドゥジが右足シュートを放つが、GKウーゴ・ロリスがファインセーブ。これで得た右CKからニアでラカゼットが合わせ、ファーサイドに飛び込んだコラシナツが左足で押し込もうとしたが、惜しくもゴール左に外れた。

 トッテナムは後半14分、エリクセンとのワンツーからPA右に進入したケインが右足シュート。ファーサイドを狙ったシュートは左ポストを叩き、追加点とはならなかった。後半中盤から互いのベンチが激しく動き、トッテナムは15分にMFデレ・アリ、アーセナルは18分にMFダニ・セバジョス、22分にはMFヘンリク・ムヒタリアンを投入した。

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