[MOM3832]九州国際大付FW濱田俊大(1年)_将来のエース候補が2発!
ゲキサカ / 2022年5月6日 16時10分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.4 球蹴男児 U-16D1第2節 長崎総合科学大附高 1-3 九州国際大付高 大津町運動公園球技場]
将来のエース候補が結果を残した。九州国際大付高(福岡)は1-1の前半32分、MF平田豊輝のマイナスのラストパスを10番FW濱田俊大(1年=小倉南FCジュニアユース出身)が「体勢が悪かったけれど、決めることができたので良かったです」と右足1タッチでゴールへ蹴り込む。
さらに後半23分には、スルーパスのこぼれ球を拾って一気にDF間を抜け出す。最後は、1対1からGKの脇を抜く右足シュートで2点目を挙げた。「気持ち良いです」という2発。今年、強豪・小倉南FCジュニアユースから9人が九国大付へ進学しているが、中でも高い攻撃力を持つ濱田が長崎総合科学大附高撃破の立て役者となった。
前日の鹿児島城西高戦ではスルーパスで同点ゴールを演出。「ドリブルとスピードを活かしたプレーが自分ではいけると思っています。相手のテンポをズラすことを自分では武器にしています」という。瞬間的なアイディアと技術力は魅力だが、「試合終わった後にもっと出せたかなというのが多いです」という自己評価。より特長を出さなければならないと考えている。
1年生を指導する梶川恭平コーチが称賛するのが、「ドリブルのコース取りがめちゃくちゃ良い」という点だ。「相手の前に入って押されてもファウルになるように」意識し、背中で相手をブロックしながら前進してゴール前へ。その姿は、昨年まで絶対的エースとして君臨していたFW吉田晃盛(現新潟医療福祉大)に重なる。
濱田にとって吉田は小倉南FCジュニアユース、九国大付の先輩。「自分でも決めれるし、アシストもできるような万能プレーヤーになっていきたいです。今後は14番を背負っていきたいです」とエース番号を背負うプレーヤーに成長することを誓った。まずは、1年生チームで結果を残し続けること。そして、吉田のようにAチームの「14」を背負って九国を勝利へ導く。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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