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U-19日本代表フランス遠征メンバー発表 冨樫剛一監督オンライン会見要旨

ゲキサカ / 2022年5月25日 18時3分

U-19日本代表を率いる冨樫剛一監督

 日本サッカー協会(JFA)は23日、オンラインで記者会見を行い、「第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)」に臨むU-19日本代表メンバーを発表した。

 メンバー発表会見では冨樫剛一監督が質疑に答えた。要旨は以下のとおり。

●冨樫剛一監督
「2020年1月の終わりにスペインのカナリア遠征にU-18が行って以来の海外遠征となる。これまでトレーニングキャンプで大学選抜やJリーグのチームに協力して頂き、強度の高いトレーニングマッチをしてきました。しかし、我々日本代表は対外国相手に戦うということで、向こうに行って環境が違う、当たり前が違う中で、いかに左右されない、ブレない強いチームを作るかということを今まで目指してやってきている。今回、日常のトレーニングや試合状況でU-19の選手がなかなかポジションによっても、なかなか試合に絡めていない中、選考基準としてはその中でも、より通常のトレーニング、ゲームに関わることが多い選手という中で悩んだが、このメンバーを選んだ。また、日本サッカー協会として、国外にも日本にルーツを持つ選手、日本を強くしたい、世界で戦って日本代表として勝っていきたい選手をしっかりスカウティングでき、今回招集することができた。文化、教育が違う中で、それでも同じフットボール、そして日本を強くしたい思いを持つ選手たちを、非常に強い相手と戦えることで、彼らを一つのチームとしてまとめてゲームに向かっていくことが今回の私の仕事であると思う。良いゲームをしていきたい」

――ヨーロッパ組の選考過程を教えてほしい。他の代表を選ぶ資格もあった選手もいると思うが。
「海外に駐在してスカウティングして頂いている方が日本サッカー協会としてもいるので、彼らがしっかりスカウティングをしてくれて、情報を常に共有している。この状況下の中で直接は見に行けなかったが、映像をしっかり確認し、本人たちともウェブでミーティングをして彼らの意思を確認した上で、日本のためにしっかり戦いたいということであったので、今回選ばせてもらった」

――代表チームは寄せ集めになってしまう部分があるが、そこにヨーロッパで育ってきた選手たちが入ることで、より難しさもあると思う。
「これから日本代表が世界で勝つためには必要なものになると思う。そして、選手たちもそういう選手たちと、いかにボールを共有してサッカーをしていくのか。我々指導者も言語も含めて、いかにして自分たちが受け入れて彼らの手助けをできるようになるかというのは、これからの日本代表にとって大事な部分になると思う。自分たちも何が起こるか分からないが、自分も少しだけ向こうにいさせて頂き、日本で育ってきた選手たちの良い部分、そして向こうで育っている選手たちの当たり前の基準みたいなものを、しっかりと日本を強くするために共有していければと考えている」

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