『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:帰還(前橋育英高・徳永涼)
ゲキサカ / 2022年7月7日 20時0分
リターンマッチの時は迫っている。7月10日。前橋育英高校高崎グラウンド。徳永にとっても、あの輝く太陽のエンブレムを付けたかつてのチームメイトたちと対戦するのは、正真正銘のラストチャンスとなる。
「メンバーの入れ替えで下から上がってきた子たちもいて、凄く良い雰囲気でやれているので、自分たちのホームでレイソルとはしっかりと“白黒”を付けたいなというのが、今考えていることですね。次は絶対に勝ちにいきたいと思います」。前橋育英のキャプテンとして、レイソルで育った選手として、やっぱりアイツらにだけは絶対に負けられない。
9年目の総決算。次こそは、きっと、必ず。ずっと心の中でその時を待ち侘びていた日立台への“帰還”を経験した徳永が、改めて強く、強く携えている勝利を掴み取ることへの、決着を付けることへの欲求は、何があっても揺らぐことはない。
■執筆者紹介:
土屋雅史
「群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。株式会社ジェイ・スポーツ入社後は番組ディレクターや中継プロデューサーを務める。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」
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SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史
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