日本サッカー協会が55ページの力作『Japan's Way』を公開!! 制作丸1年で“バイブル”完成、「賛同も批判も」議論の活性化期待
ゲキサカ / 2022年7月15日 20時53分
日本サッカー協会(JFA)は15日、世界一を目指すためのナショナル・フットボール・ビジョンを記したデジタル冊子『Japan's Way』を公開した。日本代表やなでしこジャパンの強化、育成年代の普及・強化、指導者養成の拡充、サッカーファミリーの拡大など、さまざまな施策の根幹となる日本サッカーの“バイブル”。海外での研修・指導が豊富な影山雅永JFAユースダイレクターを中心としたプロジェクトチームが、イラストや映像リンクも交えた全55ページの力作を完成させた。
オシムジャパンが発足した2006年から使われ始めた言葉『Japan's Way』をタイトルに掲げ、ドイツやベルギー、イングランドなど海外の同様施策も参考にしつつ策定したナショナル・フットボール・ビジョン。これまで「日本らしさ」「日本人に合ったサッカー」と曖昧に表されていた日本サッカーの方向性が55ページにわたる資料で示されている。その中には「我々の『日本サッカー』そのものは多様性に満ちており、可変的なものである」「日本サッカーが陥りやすいガラパゴス化へのチャレンジ」などと、これまでの“日本人像”“日本人らしさ”に限定しない志向も盛り込まれた。
JFAは影山ダイレクターを中心に昨年夏、プロジェクトチームを発足。さまざまな関係者と議論を重ねながら丸1年かけて制作した。15日に行ったメディアブリーフィングで影山ダイレクターは「サッカーはそれぞれの指導者、ファン、サポーター、さまざまな方が“日本サッカーこうあるべきだ”というのを持っている。これを出すことによってある人は賛同してくれるかもしれないし、こんなのは違うじゃないかとなるかもしれない」としつつも、「批判を恐れていては次に進めない」と強調。「まずは技術委員会で考えていることをしっかり提示して、そこから議論が生まれることをポジティブに捉えたい」と議論の活性化に期待した。
『Japan's Way』は全8章構成。日本サッカーの基盤を担う「代表強化」「ユース育成」「指導者養成」「普及」の4つの柱をさらに強固なものとすべく、以下の項目に分けて記されている。完全版はJFA公式サイト(https://www.jfa.jp/news/00030069/)で公開されている。
①プロローグ〜なぜJapan`s Wayなのか〜
②フットボールカルチャーの創造
③望まれる選手像とは
④プレービジョン
⑤将来に向けた日本のユース育成
1.成長のキーステージ
2.エリートユースのあるべき姿
⑥フィジカルフィットネスの未来
⑦将来のサッカーコーチとは?
⑧フットボール・ファミリーの拡大
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