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PK論争は「ナンセンス」 浅野拓磨がW杯で痛感した本当の“壁”「これをあと6試合やるのか…」

ゲキサカ / 2023年1月5日 20時50分

インタビューに応じる日本代表FW浅野拓磨

 日本代表はカタールW杯のグループリーグでドイツ、スペインという優勝経験国を逆転で破り、2大会連続の決勝トーナメント進出を果たした。しかし、史上初の8強入りを懸けたクロアチア戦はPK戦の末、惜敗。明暗を分けたPKをめぐってはさまざまな意見が飛び交い、メディアやファンの間でも議論を呼んだ。

 ドイツ戦で決勝ゴールを決め、クロアチア戦のPK戦でも日本で唯一、PKを成功させたFW浅野拓磨(ボーフム)は自身初のW杯で何を感じ、今、何を考えているのか。ゲキサカが直撃インタビューした。

―クロアチア戦の3日後にはボーフムの練習に合流していましたが、一度ドイツに戻るのは予定どおりだったんですか?
「そうですね。W杯に行く前から監督には『どのタイミングで終わるかは分からないけど、早めに終わった場合はチームに合流するように』と言われていました。ケガをしていたため、新しい監督の下でまだ試合に出たことがなかったので、この期間に練習試合があるから、そこで2試合ぐらいプレーしてからオフに入ってほしいと言われていました」

―実際に練習試合も2試合出場したんですか?
「結局、1試合だけでしたね。僕の疲労や体調の面を加味してくれて、1週間ぐらいチームとトレーニングして、練習試合も1試合だけ出て、日本に戻ってきました」

―W杯ではドイツ戦でゴールを決め、チームも勝ったわけですが、現地での反応というのはいかがでしたか?
「ドイツの一般の方と触れ合う機会はあまりなかったので、そこは分からないですけど、チームメイトや監督、スタッフからは祝福の言葉をいただきました。『俺らからしたら残念だけど』という声もかけられましたが、みんな喜んでくれましたね」

―「ドイツキラー」と呼ばれたというのは本当ですか?
「そうですね。チームメイトからも『ジャーマンキラー』『ジャーマンキラー』と言われました。練習中、僕が何かをするたびに『ジャーマンキラー』と言われるので、ちょっと鬱陶しかったですね(笑)」

―その後、日本に帰国して、日本での反響はいかがでしたか?
「会う人、会う人から『感動をありがとう』という言葉をたくさんいただきました。僕からしたら『みなさんにありがとう』という気持ちなんですが、やっぱりW杯ってすごいんだなと感じますし、僕たちはだれ一人満足していないですけど、日本代表がやってきたことで何か証明できたものもあったのかなと思います。僕自身、W杯が終わって悔しさしか残っていなかったので、少し複雑な気持ちにもなりますけど、みんなにそうやって声をかけていただくことはうれしいですし、ここからもっともっと頑張りたいなと思います」

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