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日本代表新キャプテン・遠藤航単独インタビュー「A代表はW杯優勝を目指しているんだなと日本人全員に思っていてほしい」

ゲキサカ / 2023年7月11日 16時10分

——12年には湘南のトップチームでも19歳にしてキャプテンに就任していました。世代別代表の経験にも活きていたのでしょうか。
「大きかったですね。そこでキャプテンというイメージがついていたのもあります。ただ、その当時はベテラン選手がいたので助けられながらやっていた感覚ですね。湘南ではどちらかというと、僕が良い経験をさせてもらっていたという立場でした」

——16年に湘南を離れて浦和に入って以降、キャプテンという立場からしばらく離れました。その際に意識していたことはありますか。
「まずは常にチームの中心にいて、チームのためにどうプレーできるかということですね。『キャプテンはどんなことを考えてプレーしているのか』というのはキャプテンじゃない時でも常に考えながらやっていましたし、『キャプテンをどうサポートできるか』という点でもですね。今回のカタールW杯でも(吉田)麻也さんがキャプテンで、うまく自分がサポートできるようにするためには何が必要なのかということを考えながら過ごしていました」

——ロシアW杯後の18年に欧州に渡り、21-22シーズンからは加入3年目のシュツットガルトでキャプテンの役割を任されました。キャプテンではない時期を過ごした経験も活かされていたのでしょうか。
「それはどうでしょうね。ただ大事なのはプレーが良くなっているということだと思います。そこで存在感を出せるようになったことは、キャプテンに必要な要素の一つだと思うので。シュツットガルトに行って最初のほうは試合に出られなかったけど、試合に出始めてからはそれまで自分が積み上げた立場をしっかり確立できて、そのことがキャプテンになるのに必要な成長過程だったと思いますし、そんなに喋るほうの選手じゃない自分にキャプテンを任せるという判断に至ったのではないかなと。日本人の良さであるフォア・ザ・チーム、チームのために何ができるかというのをシュツットガルトでもやれていたと思います」

——昨季は3度の監督交代がありましたが、異なる監督のもとでもキャプテンとして信頼され続けているのはすごいことですよね。監督によって振る舞いを意識的に変えていたりしますか。
「そんなに変えたみたいなのはなくて、自分の自然体、ありのままでいっていた感じです。正直、監督が代わった時はキャプテンを代えられるかなと思ったりもしたけど、同じで行くと言ってくれた。理由はちょっと分からないですけどね(笑)。ただ自分の振る舞いを外から見たり、他の選手やスタッフから聞いていたのかもしれないですね」

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