東京Vは木村勇大ボレーで先制も5615日ぶりJ1白星ならず…攻めあぐねた浦和、終盤のショルツPK弾でドロー
ゲキサカ / 2024年3月4日 18時34分
[3.3 J1第2節 浦和 1-1 東京V 埼玉]
J1リーグは3日に第2節を行った。浦和レッズと東京ヴェルディの対戦は、1-1のドロー。東京Vは前半42分にFW木村勇大が先制ゴールを奪う。浦和は攻めあぐねるが、後半44分に奪取したPKをDFアレクサンダー・ショルツが沈めて同点。5万863人が集まった埼玉スタジアム2002の一戦は痛み分けに終わった。
敵地での開幕節で迎えたペア・マティアス・ヘグモ新監督の初陣は0-2で敗戦。今季初白星を狙うべく、スタメンは変更なし。4-1-2-3の布陣で、GKは西川周作、4バックは左からDF渡邊凌磨、DFマリウス・ホイブラーテン、ショルツ、DF酒井宏樹。アンカーはMFサミュエル・グスタフソン、左インサイドハーフはMF小泉佳穂、右インサイドハーフはMF伊藤敦樹。前線3人は左からFW松尾佑介、FWチアゴ・サンタナ、FW関根貴大が並んだ。
東京Vは国立競技場での開幕節で横浜F・マリノスに1-2と逆転負け。先発を2人変え、DF深澤大輝と山越康平を起用する。4-4-2の布陣でGKはマテウス、4バックは左から深澤、DF谷口栄斗、DF林尚輝、山越。2ボランチはMF見木友哉とMF森田晃樹。左サイドハーフにMF齋藤功佑、右サイドハーフにMF山田楓喜で、2トップはFW染野唯月と木村が立った。[両スタメン&布陣]
黒星スタートとなった両チームの試合は、序盤から慎重な入り。東京Vは前半10分、森田がカットインから右足シュートも、ゴール左外に逸れていく。浦和は同21分に松尾がPA左から左足ミドルを放つも、GKマテウスのセーブに遭った。
東京Vはロングボールで敵陣に迫る。後半40分以降は連続でCKを蹴る。そして4度目で均衡を破る。見木が左CKを蹴り、ファーサイドの山田が拾う。再び右サイドから上がったボールを、ファーサイドの山越が落とし、混戦から木村が反転しながら右足ボレー。新加入のパリ五輪世代FWがJ1初ゴールを沈めた。
昇格組の東京Vが先制ゴールを奪い、1-0で前半を折り返す。ハーフタイムは両チームともに交代カードを切らない。
浦和は最前線までボールを運べず、パスミスも連発。後半16分には3枚替えを敢行する。関根、T・サンタナ、小泉を下げ、MF岩尾憲、FW興梠慎三、DF大畑歩夢を投入する。大畑が左SBに入り、興梠をトップに、渡邊を右ウイングに配置。岩尾が左インサイドハーフに入った。同28分には松尾に代えてMF中島翔哉が出場した。
東京Vも後半29分に交代カードを切る。森田と山田を下げ、MF綱島悠斗とMF翁長聖が入った。綱島は森田がいたボランチの位置に、翁長も山田の右サイドハーフの場所でプレーをする。浦和は同38分にグスタフソンを下げ、FW高橋利樹を投入。東京Vは39分に齋藤と木村に代えて、FW河村慶人とFW山田剛綺が出場した。
後半43分、浦和はPA左で大畑が山越に倒される。東京Vのファウルが認められ、浦和がPKを獲得。キッカーはショルツ。得意のPKを決め切り、浦和は待望の今シーズン初ゴールで同点に追いついた。
試合はそのまま終了し、1-1のドローとなった。浦和は苦戦の末に勝ち点を1を奪取し、東京Vは5615日ぶりとなるJ1白星が遠ざかった。
(取材・文 石川祐介)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!●2024シーズンJリーグ特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
G大阪20歳FW坂本一彩が2戦連発&決勝ゴール!! 浦和は痛恨カウンター被弾で今季初連敗
ゲキサカ / 2024年4月20日 19時22分
-
U-23日本代表が決勝トーナメント進出! UAE撃破で連勝、第3節・韓国戦を前にGL突破が決定
ゲキサカ / 2024年4月20日 2時37分
-
FW木下康介がまた決めた!! エース細谷不在の柏、浦和下して5戦ぶり勝利
ゲキサカ / 2024年4月12日 20時54分
-
“22.73歳”FC東京が待望2勝目! 浦和サンタナのロング弾食らうも…荒木遼太郎が今季5点目、松木玖生が逆転弾
ゲキサカ / 2024年4月3日 22時25分
-
U-23日本代表FW染野唯月が圧巻2発! 東京Vは2点ビハインドから後半ATに追いつきドロー…京都は今季2勝目ならず
ゲキサカ / 2024年3月29日 20時58分
ランキング
-
1大谷翔平がMLB日本人通算HR記録を更新 それでも超えられない「ゴジラ松井」という高い壁
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 17時30分
-
2「衝撃的で恥ずかしい夜」 大谷翔平7号で敵地紙が赤っ恥、ブーイング消され「今季最悪の試合」
THE ANSWER / 2024年4月27日 11時27分
-
3横綱照ノ富士の憂鬱…辞めるに辞められず、後進育てつつ騙し騙し土俵に立ち続ける重責
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月27日 8時0分
-
4大谷翔平 先制7号ソロ!“因縁の地”大ブーイング黙らせた 日本生まれド軍最多本塁打記録で指揮官に並ぶ
スポニチアネックス / 2024年4月27日 8時12分
-
5C大阪VS横浜FM、試合中倒れた急病人の意識は確認 チーム医師らが客席に駆け付け対応→救急車で搬送
FOOTBALL ZONE / 2024年4月27日 17時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください