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[MOM4646]U-16静岡県選抜DF鈴木翔湧(浜松開誠館中3年)_「チャンスだと思った」左SBが自身も驚く一撃で決勝点

ゲキサカ / 2024年3月5日 21時28分

後半19分、U-16静岡県選抜の左SB鈴木翔湧(浜松開誠館中、14番)が決勝ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.3 ヤングサッカーフェスティバル U-16静岡県選抜 3-1 U-16東京都選抜 草薙陸]

 U-16静岡県選抜の左SB鈴木翔湧(浜松開誠館中)が決勝点を決めた。1-1に追いつかれた直後の後半19分、鈴木は左サイドで攻撃参加。ボールをさばくと、そのまま相手DFラインの背後を狙う。そして、MF西岡健斗(磐田U-15)からの1タッチパスで抜け出し、逆サイドのゴールネットへ左足シュートを突き刺した。

「自分はオーバーラップしていって、8番の(西岡)健斗君が、ちょうどいいところに落としてくれたんで、足を振って、ファーサイドに蹴るだけでした。(シュートの弾道は)自分もびっくりしています」と鈴木は微笑む。

 鈴木啓史監督(裾野高)がチームに求めているのは全員攻撃・全員守備だ。そして、「SBが攻撃に参加するっていうのも自分のそのコンセプトの一つ」。このシーンでは「チャンスだと思った」という鈴木が最前線へ飛び出し、見事な一撃でチームを勝利へ導いた。

 この日、鈴木はU-16東京都選抜の強力攻撃陣相手に対人守備でも健闘した。その鈴木は、「自分が成長できるところが浜松開誠館だなと思った」という理由で浜松開誠館中へ進学。今春からは浜松開誠館高でプレーする。

 左利きのDFは、これまで主にCBや左SB。中学3年間で成長したという対人の守備に加え、オーバーラップやSHのサポートを武器としているDFが高校進学前に弾みをつける活躍をしてのけた。

 目標は日本代表DF冨安健洋。「対人が強かったり、CBもやったり、SBもやってるんで、参考になる」。今年の目標は浜松開誠館で選手権に出ること、またU-16静岡県選抜でも主力になって活躍することだ。この日は、一つアピールに成功。より自分を磨いて浜松開誠館、静岡県選抜で欠かせない存在になる。

(取材・文 吉田太郎)

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