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関学出身ルーキーFW渡邉颯太が延長戦に大仕事!!劇的ダイビングヘッドでプロ初弾!! J3北九州、初ルヴァン杯でJ2大分撃破

ゲキサカ / 2024年3月6日 21時38分

北九州が劇的な勝利

[3.6 ルヴァン杯1回戦 北九州 1-0 大分 ミクスタ]

 ルヴァンカップは6日、1回戦を各地で行い、ギラヴァンツ北九州(J3)が大分トリニータ(J2)を延長戦の末に1-0で破った。FW渡邉颯太が延長後半8分にプロ初ゴールとなる決勝弾。関西学院大出身ルーキーの大仕事により、ホームで劇的な格上撃破を果たした。

 ホームの北九州は大会改革に伴い、史上初のルヴァン杯参加。昌平高出身のMF平原隆暉、MF井野文太ら若手選手が中心に先発した。対する大分は中京大出身のFW小酒井新大、大分U-18出身のMF松岡颯人とルーキー2人が先発。中京大3年のDF有働夢叶、日本経済大2年のMF木本真翔と現役大学生2人もスタメンとなった。

 立ち上がりは大分がボールを保持するも、北九州の5バックを前に攻めあぐねる展開。互いに目立った決定機のないまま時間が過ぎていった。0-0のまま迎えた後半23分、北九州は先発唯一の30代のFW永井龍に代わって関西学院大出身ルーキーの渡邉を投入。小酒井との草津東高同期コンビがピッチで競演した。

 するとその後は北九州が次々にゴールに迫り、投入されたばかりの渡邉が決定機を連発。シュートは惜しくも不発に終わったが、ルーキーが圧倒的な存在感を放った。試合は0-0のまま延長戦にもつれ込んだが、その後もカテゴリが上の大分に対して北九州が攻め込む時間が続く。大分も延長前半終了間際、セットプレーからゴールに迫るも、GK田中悠也の立て続けの好守に阻まれた。

 そうして迎えた延長後半8分、北九州がついに試合を動かした。左サイドを突破したDF乾貴哉が無回転気味のクロスボールをゴール前に送り込むと、再三の良い動き出しを見せていた渡邉がここでも反応。豪快なダイビングヘッドでゴール右隅に突き刺した。渡邉はこれがプロ初ゴール。大事なカップ戦で大仕事を成し遂げた。

 その後は大分がパワープレーに出たが、そのままタイムアップ。J3北九州がJ2大分を下し、2回戦進出を決めた。4月17日の2回戦ではFC町田ゼルビア(J1)と対戦する。
●ルヴァン杯2024特集

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