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U-23日本代表 国際親善試合メンバー発表 大岩剛監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年4月1日 7時9分

──選手の成長度という言葉を使っている。選手たちの成長度の中でどこに手応えがあるか。
「発足当初は今と立ち位置が違ったり、所属が違ったり、彼らも苦しんだなかで発足したが、今年に入って活躍する場が変わり、もがきながら彼らが非常に目の色を変えて取り組んでいる姿を見ている。各活動ごとに変化の色が見える。ここまで強豪国と言われている国と対戦することで、勝ったり、負けたり、競り勝ったり、競り負けたり、いろんな経験をする中で個人でやらないといけないこと、グループとしてやらないといけないことが徐々に明確になることで、所属クラブに戻っても日々、彼らの努力で成長していると感じている。個の成長をグループとして大きくしていく作業をこれまでもしてきたし、これからも次の成長に活かしていくことをやり続けていきたい」

——右SBに厚みがあるが、競争をどう考えているか。
「少し前であれば我々の苦しんでいるポジションであったが、今季に入ってからものすごく各クラブでわれわれの年代の選手たちが活躍してくれている。グループとしても非常にいいことだし、個人においてもライバルという認識かはわからないが、同じ世代の同じポジションでしのぎを削り合うことが彼らの成長につながっていると思う。右SBばかりたくさん呼ぶわけにはいかないので、今回の活動を見ながら最終予選で名前を連ねることができるよう、クラブでパフォーマンスを見せてほしいと期待している」

──ベースとスペシャルな武器のバランスが難しいと思うが、植中朝日はFWだけでなくインサイドハーフもシャドーもできるが、そういったチームとしてのタスクとスペシャルな部分をどうやって出すイメージか。
「個人の名前が出たが、我々のチームではやはりセンターFWに限らず、アタッカー陣にはスペシャルな部分と、チームとして重要なタスクを求めている。それは守備のところ、トランジションのところ、囮になる動き。FW、アタッカーの選手にはそういう部分を求めている。そういう部分を求めながらそれぞれの特徴、強みを出してくれればチームにとって非常に有益になる。それを期待して2試合を戦っていきたいと感じている」

──MF、DF、GKも含めて求めているタスク、こういうものを求めていきたいというものは何か。
「われわれグループのプレー原則、プレーモデルがあって、それはポジションごとにもあるし、ポジション関係なく全員に求めているものがある。代表チームは自分の強みを出す場所であると思うし、それを踏まえた上でポジション、中盤であれば10番の動き、8番の動き、6番の動きを認識した上で強みを出してほしい。タスクばかり言っていると思われがちだが、それを踏まえた上での強みを重要視している。グループの中で自分の色を出すことがチーム内での信頼を得る道かなと思っている」

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