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鹿島が電光石火の逆転劇!! 川崎Fは3連敗、得意のカシマで10年ぶり黒星

ゲキサカ / 2024年3月17日 16時57分

鹿島が2-1で勝利した

[3.17 J1第4節 鹿島 2-1 川崎F カシマ]

 J1リーグは17日、第4節を各地で行い、鹿島アントラーズが川崎フロンターレを2-1で破った。過去9勝8分23敗と川崎Fを大の苦手にしていた鹿島にとって、2015年8月29日以来9年ぶりとなるJ1リーグ戦での白星。またホーム・カシマでは14年11月22日以来10年ぶりの勝利となった。一方の川崎Fはこれで3連敗となった。

 ホームの鹿島は前節・町田戦(●0-1)から先発4人を変更。DF関川郁万、MF知念慶、MF藤井智也が復帰し、MF名古新太郎が今季初先発を果たした。一方の川崎Fは前節・京都戦(●0-1)からDF大南拓磨に代わってDFジェジエウを起用。FWエリソン、FWバフェティンビ・ゴミス、MFゼ・ヒカルドといった助っ人陣はベンチにも入らず、負傷の発表こそないが、アクシデントの影響を色濃く感じさせた。[スタメン&布陣]

 試合は立ち上がりから鹿島が圧倒。サイドの藤井やFWチャヴリッチから数多くのビッグチャンスを作り出していった。ところが前半7分、名古のシュートがゴール上に外れると、同19分にもGK上福元直人のクリアミスにつけ込んだ藤井のクロスに名古が合わせるも、決定的なシュートは枠外へ。その後はクロスがわずかに合わない場面が続き、徐々に主導権を川崎Fに明け渡していった。

 すると前半36分、川崎Fが先制に成功した。右SB起用のMF橘田健人が縦につけると、右に開いていたMF脇坂泰斗が巧みにボールを受け、背後にスルーパスを配球。これに抜け出したFW家長昭博のシュートはGK早川友基のスーパーセーブに阻まれたが、こぼれ球を拾ったFWマルシーニョが冷静な右足シュートでゴールネットを射止めた。マルシーニョは今季2点目。チームにとって今季初の先制点となった。

 その後は再び鹿島が攻め込むも、前半41分には大卒ルーキーDF濃野公人のダイレクトクロスがゴール前に入り、ここに名古が飛び込むも、ダイビングヘッドはわずかに枠外。数多くの決定機を作りながらもノーゴールに終わり、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 それでも鹿島は後半立ち上がりから一気に攻め立てた。まずは2分、川崎FのDF三浦颯太にサイドを攻め上がられ、マルシーニョにエリア内でつながれたが、ラストパスをDF安西幸輝が決死のカバー。ここからロングカウンターに繋げ、DF植田直通のフィードにチャヴリッチが抜け出した。ゴール前でGK上福元との1対1に持ち込むと、最後は脇下を通す右足シュートでゴール。今季2点目は貴重な同点弾となった。

 さらに鹿島は後半5分、左サイドでタメを作ったチャヴリッチのスルーパスから名古が深い位置まで攻め上がると、左足のクロスボールが風に流れてクロスバーをかすめる。川崎Fの選手たちが一様にボールウォッチャーとなっていた中、ただ一人詰めていたのがFW鈴木優磨。跳ね返りを冷静に押し込んだ。頬骨骨折で開幕に出遅れた鈴木はこれが今季初ゴール。鹿島が瞬く間に逆転に成功した。

 その後は局面での激しいバトルが続く一方、互いにミスが続いて決定打に乏しい中、後半30分に大きなアクシデント。川崎Fはマルシーニョがロングフィードを競り合った際、濃野に肘打ちをしたとして、2枚目のイエローカードで退場処分を下された。その後は数的優位の鹿島が攻める時間が続き、そのままタイムアップ。10年ぶりにカシマで川崎Fを破った。

(取材・文 竹内達也)

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