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[MOM4655]帝京長岡FW安野匠(新3年)_「結果で見せたい」ストライカーが鮮烈ゴールで白星もたらす

ゲキサカ / 2024年4月2日 23時7分

帝京長岡高FW安野匠(新3年=シュートJY出身)は推進力のある動きを連発し、決勝点

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.30 船橋招待U-18大会 桐光学園高 0-1 帝京長岡高 千葉工業大学茜浜G]

“自分の見て欲しいところ”について口にした言葉からも、ゴールへの執着心と責任感が伝わって来る。「『見て欲しい』って自分から言わなくても、やっぱり点を取って、『結果残せるよ』っていうのも見せたい」。そのストライカーが個の力で決勝点を叩き出した。

 0-0で突入した後半、帝京長岡高(新潟)はFW安野匠(新3年=シュートJY出身)が左サイドからの高速ドリブルでDFを抜き去る。すると、そのまま単独でゴールへ迫り、鋭い一撃をゴールへ突き刺した。

「最初、1枚目剥がせればスピード乗れるんで、あとは味方(の動きを)使って。あれは多分個人のゴールだったと思います。スペースあったんで、もう突破しようかなって。点も欲しかったんで、決めれて良かった」と安野。会心のゴールを喜んでいた。

 推進力十分のドリブルは注目だ。この日は、ゴールシーン以外でも力強い動き。攻撃のスイッチが入った際のスプリントやドリブルで違いを生み出すことができる。その安野は、昨年のインターハイで1ゴール。だが、選手権では登録メンバー入りすることができなかった。

 それでも、危機感を持って取り組んできたFWについて、谷口哲朗総監督は「波がなくなった。やり切れるメンタリティーがある」と評価する。ここへ来て、昨年のプリンスリーグ北信越1部でゴールを量産したFW新納大吾(新3年)が怪我から復帰。「攻撃のアイディアが合う」新納の復帰は頼もしいが、安野は頼りすぎることなく、自分が攻撃の柱として活躍する意気込みだ。

「スタッフからも言われてる通り、自分は点取ることが仕事なんで。しっかりその仕事することと、献身的にチームに何ができるか。守備だったり、背後への動き出しだったり、 おとりでもしっかりチームのために何かできることを探して、最終的に得点に絡んでチーム勝たせたりしたいと思っています」

 チームが苦しい戦いを強いられても、自分が決める。「まだ失点の多いところがあるんで、失点しても『攻撃で自分が点取れる』ぐらいの、『いくら失点してもいいよ』っていうぐらいの余裕を持ってやりたいなと思っています。帝京長岡も攻撃は結構アイディアあって面白いんで、最後それでゴール取れるところまで行けたらいい」。初のプレミアリーグWESTのノルマを15得点に設定。この日、U-17日本高校選抜CB山本圭晋(新3年)やGK小林脩晃(新3年)の好守に決勝点で応えた安野が、プレミアリーグでもゴールで帝京長岡を勝たせる。

(取材・文 吉田太郎)
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