R・マドリーDFミリトンが約7か月半ぶりに復帰「とても嬉しいし、幸せだ」

復帰を果たしたレアル・マドリーDFエデル・ミリトン

　レアル・マドリーのDFエデル・ミリトンが長期離脱から復帰を果たした。

　今季の開幕節となった23年8月12日のビルバオ戦に先発出場したミリトンだったが、後半開始早々の3分に相手選手に寄せた際に体勢を崩して転倒。両肩をスタッフに支えられながらピッチを後にすると、翌13日に左膝前十字靭帯の断裂と診断されて長期離脱を余儀なくされた。

　しかし、負傷から約7か月半を経て、ついにピッチへと戻ってきた。3月31日に開催されたラ・リーガ第30節ビルバオ戦でベンチ入りを果たすと、後半44分に途中交代のためにタッチライン際へ。なかなかプレーが途切れずにピッチに入ったのは45+2分となったが、ホームのサンティアゴ・ベルナベウに集まった観客から大きな拍手が贈られた。

　クラブ公式ウェブサイトによると、2-0の勝利を収めた試合後にミリトンは「とても嬉しいし、幸せだよ」と振り返っている。

「ウォーミングアップの時からファンの皆が応援してくれて、嬉しかったよ。僕らのグループがどれだけ素晴らしいか、言葉では言い表せない。応援してくれて、助けてくれた。試合に出場して声援を受けるのは本当に光栄なことだ。僕のことを助けてくれたすべての人たちに感謝している」

　また、チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は「ミリトンは世界最高のDFの一人であり、彼が戻ってきたことは重要だ。シーズン終盤で我々は彼の力を必要とするだろうし、この復帰はチームにポジティブな感情をもたらす。すべてのチームメイトが彼を祝福しているよ」と語っている。
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