マンチェスター・Uのカゼミーロが告白「眠れない夜を過ごしている」

チームについて語ったMFカゼミーロ

　マンチェスター・ユナイテッドのMFカゼミーロがチームの不調で眠れない夜を過ごしていると明かした。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

　ユナイテッドは昨季プレミアリーグを3位で終えたが、今季は31試合を消化した時点で6位。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位トッテナムとは11ポイント差、首位アーセナルとは22ポイント差となっている。

　カゼミーロはブラジル版『ESPN』で「難しいね。タイトルを争っていないことで、一番悩むのはこの点だ」と語った。

「首位と20ポイントほど離されている。何か違うことをしようと思うと、眠れないこともある。それが現実だ。タイトルやチャンピオンズリーグの順位について考えても意味がない」

「ここ数試合で9ポイントを取るチャンスがあったのに、2ポイントしか取れなかった。僕たちは動揺した。1試合1試合を考え、次の試合、(13日の)ボーンマス戦に集中しなければならない」

　ユナイテッドは3月30日のブレントフォード戦(△1-1)、4月4日のチェルシー戦(●3-4)でいずれも後半アディショナルタイムに失点を喫し、勝利を逃した。直近のゲームとなる4月7日のリバプール戦(△2-2)でも勝ち切れず、ここ3試合未勝利(2分1敗)となっている。

　カゼミーロは「(リバプール戦は)とてもテンポが速く、いいプレーだった。素晴らしかった。このリーグのトップの1つで、いい時期を過ごしているチームとの対戦だった。両チームともチャンスがあった」と振り返り、「今は次の試合のことを考えなければならない」と強調した。
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