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日本代表 北中米W杯アジア2次予選メンバー発表、森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年5月31日 21時55分

―呼ばれていない選手で申し訳ないが、伊東純也が選ばれていない理由は。
「結論から言うと、私の知っている限りでは3月から状況は変わらない。3月と同じで彼を守るため、彼のために今回も招集をしなかった。スタッド・ランスでのプレーも日頃から確認はしていて、代表でも確実に戦力になるというところは評価している。ただ3月と状況は本当に同じで、代表としてプレーする場合、また彼にプレッシャーがかかることが起こりうるということと、彼の大切にしている人たちにもまたいろんな影響が出るということで招集を控えた。彼についてはこれまでの代表で実績を残してくれているし、その時々で彼のコンディションが良ければ、チームで存在感を発揮してくれていれば、代表にいつ入ってきても機能する選手だと思っている。そこは慌てず、彼が落ち着いてプレーできるよう、彼の大切に人にしている人が落ち着いて過ごすことができるようになれば、チームも落ち着いて活動できるようになれば招集させてもらえればと思っている」

―遠藤航や南野拓実のレベルアップなど、欧州組全般に関してどう感じているか。
「欧州組全員が成長しているということは確認させていただいている。自国リーグで非常にタフな戦いを1年通して続け、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに出て、連戦を戦いながらシーズンを過ごしてきて、選手たちも疲労が溜まっていると思う。ここで少し休みを入れてもらって、いろんな選手を招集させてもらうことも選択肢の中では持っていた。選手たちはこれまでも自国リーグと欧州の戦い、さらに日本代表として長距離移動等々も含めてシーズンを通して戦ってきた中、タフにずっと戦い続けることで成長してきている。休ませてあげたい気持ちもあるが、彼らも日本のために戦う気持ちを非常に強く持っている。6月シリーズもフラットな状態で招集を考えて、これまで招集してきた選手を継続して招集させていただいた。ただ競争がある中、そうではない選手は残念ながら選ばれないということで、ベストなメンバーということで招集させていただいた。シーズンをタフに戦っていく中、ボロボロの状態になりながら成長を遂げてくれているし、選手たちの日頃のハードな戦いでそういった成長があるんだなということを多くの日本代表サポーターの方々にも見ていただきたいと思う。海外組ということで、国内とは別みたいな感じで捉えられる認識になっているのは私としてはすごく悲しいというか、寂しいところがある。彼らが欧州の舞台で世界のトップトップで活躍しているが、日本で育った選手というところと、日本やJリーグの育成も含め、日本でいろんな指導者の指導を受けながら育ってきて、本人たちが努力をした上でさらに世界に羽ばたいているというところで、世界の中でもまれている。日本でやっているJリーグの選手も実際に選んでいるし、そこが特別なところだという認識はない。世界で選んでいると思っていただければありがたい。ただ日本が世界を追い越していくためには、急成長の中でもさらに成長していかないといけない。日本代表の活動を通して、日本人として、日本人指導者として、国内の方々と世界を追い越していくための共有をしっかりとしていきたい」

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