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日本代表 北中米W杯アジア2次予選メンバー発表、森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年5月31日 21時55分

―東京五輪の直前はオーバーエイジが五輪活動に合流していたが、今回はオーバーエイジが定まっていない。どのような違いで現状のメンバー編成になっているのか。
「冒頭でもお伝えしたFIFAルールがある。所属チームとのやり取りの中で、招集できるどうかというところが非常に大きい。所属チームに派遣義務がないという部分で難しいところはあると思う。そこは東京五輪の時には所属クラブが自国開催の五輪ということで、いろんなクラブが非常に協力的にしてくださった中、今回は状況が変わっているところがある。あとは選手がよりヨーロッパで価値を高めて、そこで大切にされているということが大きい。日本のサッカーと五輪に向けてのチームづくりもたくさんのお選手がヨーロッパの舞台でプレーしている中、強化の仕方等々も変わって、変化に対応していかないといけないところに来ていると思っている」

―鈴木唯人の特徴をどう評価しているか。どういうイメージでプレーしてほしいか。
「まず期待する特徴としては攻撃の起点になる、得点に絡むところ。ブレンビーでやっているプレーを期待したいし、評価させていただいている。日本代表でプレーする時は攻撃的なポジションを担ってもらいたいと思っている。4-2-3-1ならばトップ下のポジションであったり、4-1-4-1であるならインサイドハーフ、3バックで3-4-3で戦うのであればシャドーのポジション等、いま彼はシャドーのポジションをやっているのでそういうところを見せてもらえればと思っている。トレーニングから起用も含めて考えていきたいが、想定としてはそのあたりの答えになる」

―久保の五輪不参加について「現段階」と強調していたが、移籍の可能性がある中で、最終メンバーを決めるタイムリミットはあるのか。
山本ND「素晴らしい質問というか、私たちもそこが一番の難しさ。FIFAルールの中で移籍の可能性があるということはもちろん承知しているし、難しい状況の中、クラブ、代理人、私もそうだし、ヨーロッパオフィスのメンバーがいるので常に確認は取り合っている。具体的に何が決まっているかといえば何も決まっていないという答えしかできない。期限が来るので、期限まで鋭意努力はするが、極めて難しい状況というのが今回の鈴木唯人、久保建英。そういう状況だということはご理解いただければと思っている」

―ミャンマーの政情が不安定な中、アウェー遠征で普段に比べてセキュリティレベルを上げるという考えはあるか。3月シリーズもアウェーゲームが行われなかったが、またそのようなことが起きる可能性は。
山本ND「セキュリティの件だが、事前にJFAスタッフが現地に行って、さまざまなものを視察して、現地関係者や大使館を含め、サポートしていただける体制はしっかりとやっていただいていると思っている。さまざまな情報は持っているが、ここであえてお話をする必要はないと思う。ただ最善の努力をしている。最終予選に向けて、アジアの移動、準備、ヨーロッパ組がこれだけ多い中、時差との戦い、気候も全く違う中での難しさはピッチの外側の仕事としては、我々が世界のトップを目指す上でもっと上げていかないといけないと思う。選手は厳しい日程のなかで移動も伴い、怪我のリスクもあり、監督からも話があったように世界のトップトップのレベルでプレーしている選手が増えてきた中、それに我々も追いついてしっかりとサポートしていかないといけないと感じている。皆さんに難しさも理解していただきたい。全てが我々の大きな挑戦であり、大切名ことだと思っている。W杯の頂点を諦めないことが大切だと思うし、頂点に行くための準備を本当にもっとやっていって、やったからこそ見えてくるものがそういう一つ一つの話だと思う。覚悟を持って準備する。ミャンマーだから試合はこうだよねではなく、ミャンマーに行く過程でスタッフが育つと思うし、スタッフが育たないといけない。U23アジア杯は体調不良を一人も出さなかったが、シェフがいたからだし、メディカルのサポートがあったからだと思う。そういう準備をA代表もしていきたい。そのなかでセキュリティーもしっかりしていきたい」

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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