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『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:ピカピカの社会人1年生(桂陸人)

ゲキサカ / 2024年5月28日 19時6分

「今はもう悔しいという想いはないですね。素直に応援しています。会うたびにメチャメチャ刺激をもらいますし、やっぱり『負けたくない』という想いがありますね。まだ何が正解かはわからないですけど、自分の決断を正解にしたいと思いますし、違う角度で肩を並べるじゃないですけど、アイツらにも『こういうことをしているんだ』と胸を張って言えるような人になりたいと思います」。そう言った桂は晴れやかな表情で、ちょっとだけネクタイを締め直した。

 それはサッカーの世界で行けるところまで行きたかったけれど、もうその道に未練はない。最高の仲間と、最高の時間を過ごした思い出を胸に、今度は自分で選んだ新しい世界で絶対にのし上がってやる。ひたすら上だけを目指し続けているアイツらと、胸を張ってライバルだと言い切れるだけの、今を生きていくためにも。

 きっとこれからの人生にも、数多くの困難が待ち受けていることだろう。でも、恐れることはない。心配することもない。サッカーを通じて絆を結んだかけがえのない仲間たちが、これから仕事を通じて出会っていくまだ見ぬ仲間たちが、いつだって支えになってくれる。希望にあふれたピカピカの社会人1年生。桂陸人の新たな挑戦に、最大限の拍手とエールを。



■執筆者紹介:
土屋雅史
「群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に『蹴球ヒストリア: 「サッカーに魅入られた同志たち」の幸せな来歴』『高校サッカー 新時代を戦う監督たち』
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SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史

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