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U-23日本代表 アメリカ遠征メンバー発表 大岩剛監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年6月1日 13時7分

──同世代ですら招集の難しい選手がいて、OAも厳しい状況。今回招集したメンバーで実質的に戦わざるを得ない可能性もあるが、そういうことも踏まえているか。
大岩監督「今回招集をした選手たちが今回のU-23日本代表という形で活動する。それを前提にアメリカ戦の2試合をやるが、まずは勝利を目指すというところは変わらずやっていきたい。そして、その先にあるオリンピックだが、その都度召集できるコンディションのいい選手で臨みたい。それぞれ目的をしっかり持って活動をしていきたいと思っている」

──FC東京から4人が選出された。人数制限もある中でサバイバルの要素があるのか。招集の理由は何か。
大岩監督「サバイバルという認識はしていない。今回はIWなので、我々の活動の中で彼らがコンセプトの中でしっかりプレーができるということをしっかり確認をしながら、競争力のあるグループを作るためには彼らの力が必要だという認識の上で、FC東京にお願いをして招集させていただいた」

──OAは予備登録も含め、土台に上がっている候補となる選手はどれくらいいるのか。
山本ND「一番私が困る質問がズバッときた。人数に関してはここでは申し上げられないが、移籍の可能性があるなかで、移籍先のクラブがどこになるか決まらない状況で、(OAの選手たちは)五輪のチームに迷惑はかけたくない思いもある。本当にデリケート。じゃあ行きますよと本人が言った中で、突然大きな移籍が動き出せば、五輪の期間にクラブでトレーニングがあって大事な時期になる。とてつもない競争の中でやるレベルの選手たちなので、ポジションが取れなければ9月のワールドカップ予選も呼ばれなくなってしまうリスクもある。彼らは本当に悩んでいると思う。ワールドカップの頂点から逆算して五輪の成長は欠かせないと思うが、難しい選択を選手に背負わせるのは、我々としては避けたいところもある。その中でギリギリの選択になる。もちろん大岩監督とも相談しているが、日本サッカーの成長の大事な節目と感じている。この経験は先々には活かしたいと思っている」

──チームコンセプトを表現できる選手を求めてきたが、最後の選考合宿となる期間を選手にどのように過ごしてほしいか。
大岩監督「チームコンセプトが一人歩きしがちだが、その中で自分の特徴や強みを出すことが代表のあるべき姿だと思う。そういう認識は選手に対してずっと言い続けてきたこと。その中でいかに競争力を上げて、お互いが成長していくことがチーム力を上げる。そしてチームがひとつになっていくという流れになっていくと思う。そういうところは求めながら、ただチームが勝つというところもしっかり求めていきたい」

──佐野はいろんなポジションでプレーすることができる。どのポジションを適正だと考えているか。
大岩監督「いま佐野が出ているポジションもそうだが、我々のグループで行けば6番や8番のプレーヤーという認識をしている。チーム事情にもよるが、しっかりと彼の特徴を把握した上で、試合で活躍できる状況を作ってあげたい」

(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)

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