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アメリカ大学サッカー留学を応援する日本代表MF遠藤航、高校生を前に語ったリバプールでの分岐点「なぜここで遠藤なんだ?と…」

ゲキサカ / 2024年6月29日 9時7分

遠藤「もちろんなんで失点に絡んでしまったのかとか、交代させられた時に自分のプレーが良かったのか、悪かったのかといった反省はしないといけないと思いますよ。でもリバプールに関しては週末に試合をしたら水曜にも試合があって、水曜に試合したらまた週末に次の試合が来る。そこでいちいち気にしていると次の試合のプレーに影響が出るし、そういう悪循環もあり得るので、一つの試合でうまくいかなかったら、また次の試合で自分のできることを最大限100%やれるだけやるということですね。試合数が多ければ多いほど交代させられる確率は上がると思っているし、特にリバプールというチームで言うと、レギュラー争いがどうというよりは、チームみんなで毎試合毎試合戦うというイメージ。なので、スタメンではなかったとしても途中から何ができるかを考えながらベンチに座っていることが大事だし、スタメンで60分とか前半で変えられたとしても、次に向けての準備だと思ってやっていました」

 プレミアリーグのトップクラブで戦うという重圧に対しても、同様のメンタリティーで対処している様子。3月10日のマンチェスター・シティとの大一番では90分間通じてハイパフォーマンスを続け、プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出される快挙を成し遂げたが、その大一番に向けてさまざまな視点から明確な心構えを持っていたようだ。

遠藤「大一番で緊張するという理由は分からないけど、もしかしたらそれは高望みしすぎているのかもしれないし、不安になるパターンもあると思います。でも僕が普段思っているのはそういう大一番こそ、なかなかできる経験ではないじゃないですか。たとえばマンチェスター・シティとの大一番、アーセナルとの大一番って、サッカー選手なら誰もが憧れる場ですよね。そこで自分がプレーすると、失うものはないからとにかく思い切ってやろうみたいな考え方が一つかな。あとは長いサッカー人生で考えれば、その1試合はたかが1試合じゃないかと。失敗したとしても、この先も多くの試合に出場するし、まだまだ挽回できるチャンスはあるという考え方がもう一つありますね。もしその試合を後々になって振り返った時に『あの試合があったから自分が成長できた』とか思えれば、たとえ良い試合ではなかったとしても『経験になった試合』と言えますよね。短期的に見たらビッグゲームだけど、長期的に見たら1試合という考え方も大事だと思います」

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