「まだスタートラインに立っただけ」横浜FMユースのキャプテン埜口怜乃、トップチーム昇格で夢実現へ第一歩
ゲキサカ / 2024年12月25日 20時30分
――F・マリノスに最初に入ったのはどのカテゴリーですか?
「スクールのスペシャルクラスですね。耕平と一緒にやっていました。僕は1次セレクションからの参加で、その時は最終的に3人が受かったんですけど、あとの2人は2次セレクションからだったと思います」
――スペシャルクラスのレベルは高かったですか?
「レベルは凄く高かったですし、楽しかったですね。コーチに大橋(正博)さんがいて、『やっぱり上手いな』と思いました。勝負事になると結構ガチで来てくれるので、それも凄く良かったです。子ども相手でも容赦なかったですよ(笑)」
――ジュニアユースはスペシャルクラスからの昇格ですか?
「スペシャルクラスとプライマリーが合同でやる内部セレクションがあって、それを受けて昇格が決まりました。最初は左サイドバックをやると聞いていたんですけど、結局中学に入ったら自分もセンターバックをやりたくなって、実際にセンターバックで試合に出るようになりました」
――ジュニアユースでの3年間はどういう時間でしたか?
「あっという間でした。中1の時のコーチが松木(秀樹)さんで、中2の時は飛び級で1個上のチームでプレーしていたんですけど、その時の監督も松木さんで、中3になっても松木さんが監督でした(笑)。技術面で成長したのはもちろんですが、人間性の部分で鍛えてもらったかなという感じはあります」
――特に人間性の部分はどういうところが鍛えられたのですか?
「気持ちの部分や人との接し方だったり、本当に人間としての基本を叩き込まれました。人間性の部分で成長したことで、いろいろな物事の見方ができるようになりましたし、メンタル面であまり折れなくなったかなという感じはあります」
――サッカー面でジュニアユースの3年間で伸びた部分はどういうところですか?
「小学生のころはいろいろなポジションをやっていたので、改めて守備の基本を学べました。特に覚えているのは中3の初めのころに、ユースに上がれるかどうかというような話の中で、『今のままだとボーダーだよ』と言われて、『ヤバいな……』と。そこからは1人でも守れる力を付けようと思って、カバーリングの範囲を増やすことや、ヘディングにも取り組みました。あとはユースに練習参加させてもらったことで、意識が変わった部分はあります」
――ユースの1年目はどういう時間でしたか?
「自分は中高一貫校に通っているので、ユースに上がるチームメイトが受験をしている時に、早めにユースの練習に参加していました。シーズン前にあったユースの和歌山キャンプにも行きましたし、結構調子も良かったんですけど、そこでケガをしてしまって、プレミアの開幕には出られなかったんです。それで復帰して最初に出たのがJFAアカデミー(福島U-18)との試合でした」
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