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「まだスタートラインに立っただけ」横浜FMユースのキャプテン埜口怜乃、トップチーム昇格で夢実現へ第一歩

ゲキサカ / 2024年12月25日 20時30分

――それがゴールを決めた試合(2022年6月18日/プレミアリーグEAST第9節)ですね。これがプレミアデビューですか?
「いいえ、中3の時にも一度出していただいて……」

――あれ、そうでしたっけ!
「はい。1試合だけで10分ぐらいだったんですけど、小机でやった大宮アルディージャU18との試合(2021年11月27日/プレミアリーグEAST第17節)です。たまたまBチームの大事な試合が重なって、普段はプレミアのベンチに入っているような選手はそっちに行っていましたし、畑野くん(畑野優真・法政大)や大輔くん(舩木大輔・桐蔭横浜大)が代表に呼ばれていていなかったので、それで出させてもらいました」

――中3でプレミアデビューしているんですね!
「その時は凌也くん(木村凌也/日本大、来季からの横浜FM加入内定)も陸くん(山根陸/横浜FM)もいたので、特に何もしなくても大丈夫でした(笑)。でも、とにかく前半がキツ過ぎて、『これは前半だけで持たないな』と思うぐらいの衝撃でした。それでも前半のうちに自分で点が獲れて、それで少し落ち着いた感じでした。セットプレーからのゴールだったんですけど、ウッチー(内野航太郎/筑波大)もいましたし、マークが分散していたので、中央でどフリーになってラッキーでした(笑)」

――内野選手とは練習からマッチアップすることもあったと思いますが、やっぱり刺激を受ける部分は大きかったですか?
「力の差がかなりあったので、基本的にあまりマッチアップさせてもらえなかったですけど、やっぱりボールを呼び込むところだったり、動き直しの質は凄いなと思って見ていました。他にも晃助くん(松村晃助/法政大)もいましたし、あの代の3年生は凄かったですね。毎日の練習にピリピリとした緊張感がありました」

――望月選手も同じようなことを話していました。
「たぶん3年生にとっては普通なんですけど、こっちが勝手に緊張感を感じてしまうんですよね。みんな本当にミスが少なくて、ミスをしたら浮くような練習の雰囲気だったかなと思います」

――2年生になった昨年のシーズンはいかがでしたか?
「プレミアに全試合出られたので、年間を通じて試合に出続けられたことは良かったと思います。他のディフェンスラインのメンバーが年代別代表の常連みたいな選手たち(舩木、畑野、池田)だったので、『ああ、オレが狙われてるな』と思うこともあったんですけど(笑)、相手のフォワードのレベルが高くて、市立船橋の郡司選手(郡司璃来/清水エスパルス)だったり、尚志の2トップ(網代陽勇/早稲田大、笹生悠太/國学院大)とか、強烈な選手たちと対戦できたことも良かったですけど、プレミアから降格もしてしまったので、最後の方はキツいシーズンではありました」

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