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「まだスタートラインに立っただけ」横浜FMユースのキャプテン埜口怜乃、トップチーム昇格で夢実現へ第一歩

ゲキサカ / 2024年12月25日 20時30分

――おっしゃったようにプレミアの強烈なフォワードと対峙することで、自分が成長していくような手応えはありましたか?
「自分も身体能力には自信がある方なんですけど、やはり自分より速かったり、ジャンプ力がある選手が多かったので、予測や準備の部分で相手より先に動けるようにやっていました。あとはセンターバックでも自分の方がより狙われていたので、そこは絶対に負けたくないと思っていました」

――今シーズンはキャプテンも務めていましたし、負傷離脱も少なくなかったと思います。かなり大変なシーズンでしたか?
「後期からずっとケガをしていたので、あまり試合に関われなかったですし、そういう意味では難しかったです。プレミアに戻りたいとはずっと思っていたんですけど、結果は残念です」

――キャプテンという役割とはどう向き合ってきましたか?
「小中時代にもやったことはあったので、キャプテンという役割に対して気負い過ぎてはいなかったのですが、『姿勢で見せていこうかな』という想いはありました。用具の片付けも手伝ったりしながら、そういう部分で1年生ともコミュニケーションを多く取ろうとか、そういうことは意識してやっていたと思います」

――オフ・ザ・ピッチの部分で新たに取り組んだことはありますか?
「今年の3年生は我が強くて、自分が引っ張らなくても勝手に前に進んでいくヤツらばかりなんですけど(笑)、2年生ともコミュニケーションを取りながら、両方の意見を聞くことは意識しました。どちらかに偏らないようにというか、お互いに言うところは言いつつ、バランスを取っていましたね」

――シーズン終盤は負傷離脱となってしまいましたね。
「8月の終わりにケガをして、1回復帰できそうだったんですけど、再発してしまって結局戻れなかったです。最初は10月の終わりぐらいに復帰できると聞いていましたし、チームは後期に入ってから勝てなくなってきたこともあって、『早く復帰したいな』と思っていましたが、2回目のケガをやってしまった時は心にぽっかり穴が開いた感じになってしまって、悔しいというのもありましたけど、『ああ……』という感じでしたね」

「ただ、シーズン終了の1か月ぐらい前に、田島さん(田島一樹コーチ)から『キャプテンという立場もあるし、難しいのはわかるけど、今のままで大丈夫か?』と言われたんです。その時の自分はあまりチームに関われていなかったというか、引いていたわけではないですが、ずっと一歩外から見るような感じではあったので、プレーオフに向けて何かできることはないかなと思って、改めて『チームに貢献できるように動こう』と考えられました」

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