容器が紙製のデオドラントスティックが登場 米CFサイトで大人気
GIGAMEN / 2020年10月21日 12時30分
これまではプラスチック製が当たり前だったモノが紙製になりました。米国のパーソナルケアブランド、Wellowが10月上旬、プラごみを一切出さないデオドラントスティックの先行予約販売プロジェクトを米クラウドファンディング(CF)サイト「Kickstarter」で成立させました。
プラスチック容器・キャップからの脱却を実現
脇や腕に直接塗るデオドラントスティックは汗の臭いを防ぎたい人にとって欠かせない商品ですが、残念ながら地球環境に悪影響を及ぼしています。一般的に容器もキャップも海洋汚染につながるプラスチック製だからです。しかしWellowが開発した筒状容器は95%がなんとリサイクル紙で作られています。
Wellowのデオドラントスティックは筒状容器の底を指で押し上げ、スティックを程よく出して使います。1日1回使っても3カ月は持ちます。すべて使い切った後、容器を土に埋めると、3カ月後には土の中の微生物によって分解されます。海洋プラスチックごみのニュースに心を痛めている人にとって申し分ない作りです。
シャンプーやボディウォッシュなどは試作段階
Wellowのデオドラントスティックの成分にはアルミニウム、防腐剤などに含まれているパラベン、その他危険な化学薬品は使われていないので、人体にも安心して使用できます。1回塗った防臭効果は最大24時間持続します。香りはココヤシ&バニラ、ベルガモット&シトラス、活性炭、肌と鼻にやさしいフレグランスフリーから選べます。
Wellowのデオドラントスティックの先行予約販売プロジェクトは目標金額の3倍以上に当たる3万2900ドル(約347万円)を調達し、10月上旬からは米CFサイトの「Indiegogo」で予約販売を行っています。プラスチック容器を使わないシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュも試作品段階まで開発が進んでいるということで、今後に期待せずにはいられません。
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