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【北原里英インタビュー】映画『神さま待って!お花が咲くから』で初の医師役に挑戦「ぜひ親子で見てほしい作品」

GirlsNews / 2024年2月15日 11時7分

女優の北原里英さんが映画『神さま待って!お花が咲くから』に出演、現在公開中だ。舞台は広島県福山市。小児がんを抱えながらも明るく生きた森上翔華さん(享年12歳)が巻き起こした「ファンタジー」なエピソードをヒントに、生きる喜びと笑顔を広めようと制作された本作。余命0年と宣告されながら、病に支配されることなく、自ら人生を創っていった翔華さんが前向きに生きる姿を描く。

本作で翔華さんの主治医である小児科の脇坂医師を演じているのが北原さんだ。彼女が本作の魅力、脇坂医師を演じた思い、そして物語の主人公と同年代だったデビュー前秘話や“古巣”AKB48へのこれからへの思いも語ってくれた。

--脇坂医師は優秀でありながらシビアでクールな役柄。特に物語前半ではちょっと冷たさすら感じます。

「そうですね。私自身が明るいタイプで、クールな役柄に挑戦したいという思いがあったので、今回いい機会をいただいたなと思いました。でも芯があたたかい女性ではあったので、そういう点では理解できる役柄でした」

--物語が進む中で脇坂医師の過去の辛い経験も見えてきますね。

「お医者さんは人の死に対して冷静に接しないとしんどいというか、一つ一つを全身で受け止めていたら絶対おかしくなってしまうと思うので、そういう点はすごくわかるなと思いました。“なんでこんなに冷たいんだろう”という気持ちはなく、脇坂という役に対して、寄り添って演じられたんじゃないかなと思います」

--脇坂先生は医者になった頃は、患者が命を落としていく度に全身で受け止めてしまっていた。

「人の死を救うために医者になったのに、救えない……それはしょうがないことではあるんですけど……。でも登場人物全員すごく愛のある人たちなので、作品自体に寄り添える映画で、初めて脚本を読んだときも涙が出ましたし、これは絶対泣いちゃう話じゃないですか」

--翔華ちゃん(新倉聖菜)がいい子なんですよね。「こんないい子が……」と思うと……。

「撮影期間に実際の翔華ちゃんが描いた絵本を読んだんですよ。でも、読んじゃうと脇坂としてクールに接することはできないなと思ったので、最初のうちは読まずに置いておきました」

--やっぱり、そこに北原里英さん自身の感情が入っちゃう?

「私すごく涙脆いので……」

--翔華ちゃん役の新倉聖菜さんとは初共演ですよね。

「はい。私、子どもがすごく好きなので、現場に子どもたちがいることがすごく嬉しかったです。聖菜ちゃんはそこまで子どもっていうほどの年齢ではないですが……」

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