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【高柳明音インタビュー】デビュー15周年!SKE48時代から“転機”を振り返る「挫折があったからこその物語なのかなと…」  11月には卒業後初のソロコンサート開催

GirlsNews / 2024年3月29日 5時31分

--48グループといえば握手会ですが、メンバーになった頃って戸惑いとかなかったですか?

「握手会って何をやるんだろうって、なんにも知らなくて。最初の頃の握手会はみんな横並びの形だったんです。メンバーが10人くらい並んで、ファンの方がどんどん流れていく。SKE48劇場があるサンシャイン栄のグランドキャニオン広場という地下の広いスペースで。握手会って、自分のレーンがあって、そこにファンの方が並ぶというイメージですけど、昔は全員で横並びでした。よみうりランドとか誰でも見れる場所でやったこともありました。握手して、“来てね〜”ってみんなに手を振ったり、自由な雰囲気がありました。みんなでワイワイしていて。一人一人の戦いという感じはありませんでした。ですが、いつからかだんだん握手会って戦いの場になっていって……」

--一人一人のレーンになって。

「それで、どれだけ並んでるとか何枚売れてるとか見えるようになって、あれは心苦しかったですね。感謝を伝えたい場なのに……。ファンの方も、会いたい分だけ会いに来てくださっていたのであればいいんですが、ほかのメンバーのファンと競わせているんじゃないか、無理させてるんじゃないかなとか、心苦しく思うこともありました。自分の思っていたアイドルというものはそういうものではなかったので、ちょっとイメージとのギャップはありました」

--そういう競争で追い込まれるような気持ちも?

「そもそも知らなかったです。モーニング娘。さんが好きで、アイドルに憧れたんですけど、あのときってテレビ観てて自分の好きな推しのメンバーが映ったら、“ああ可愛い”って純粋に思っていて、メンバーの中でセンターとか序列とかってわからなかったですね。でもモーニング娘。の卒業生の方が『あのときあの子が急にセンターになっていろんな葛藤があった』という話をされていたのを見て、やっぱり知らないだけで、そういうものはあったんだなと思いました。子どもの頃はそういう裏も見えず、ただよくテレビに映る人気メンバーを好きになっていたのかもしれません」

--ただ辻さんや加護さんを見てるだけで幸せで……。

「生写真とかめちゃめちゃ買ってたし、そこにいること、その写真に写っていることが全てでした。ポジションとか全然意識したことがなかった。自分が入って“アイドルってポジションがあるんだ”ってことを初めて知りました。でも最近入ってくる子って、それが当たり前にあって。AKB48選抜総選挙もずっと見ていた子たちで、握手会が当たり前のようにあって、なんか戦い方を知ってますね(笑)。もともと“握手会に通ってました”という子も入ってきたりするので」

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